みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

旧市街

2018-04-20 | 旧市街

どうも雑用と体調不良(という口実)で相変わらず間が開いております


旧市街カテゴリーでタイトルも「旧市街」
というくらい、現代日本語で「ガチな」旧市街点景を2つ・・・



その1)旧市街の脇道は昼も夜も静かです

確かウィキ・フリー画像だったと思います


その2)友達が住んでいるところの入り口の門(ゲート?)

これは私の撮ったピンボケ写真です


その1)説明

この写真だけで、ヨーロッパのどの都市か言い当てる人が・・・いるかな
どこにでもありそうな裏通りですが、以前に「城壁の内側」で紹介した一角です。
パスクアラティハウスの近くです。


その2)説明

中庭に幾つかの入り口があり、そのひとつが友達の住まいへの入り口です。いつも虹行列のときには避難している友達です。大晦日(シルヴェスター)にも騒々しいでしょうが、夫々、年に1度だし、その他のデモ行進なども時たまなので、普段は静かです。
以前にサンマルコ広場に面したオフィスで働いているというイタリア人女性と話したことがありますが、「毎日煩くて困る、特に観光シーズンは電話も聞き取れない」と嘆いていました。それに比べれば友達のところはマシだと思います。



      



これからも、まばら更新になりそうなので、以前の旧市街ピンボケ写真集を以下にリンクしました。

脇道を通って
出ているもの
摂理の泉
上からの眺め
針屋横丁
旧市街とことこ
ギリシャ小路


いつからだったか「一挙に30枚まで写真アップロード」機能が使えなくなり、横着しております



こんなボログですが、これからも宜しく でも乞無期待







辻今昔

2017-11-19 | 旧市街

ウィーンの旧市街を囲むリンク大通りから旧市街中心のシュテファン寺院へ続くケルントナー通りの交差点です。


以前にアップしたサイコロ時計のある1929年の写真(市のHPの写真)

写っていませんが左側にオペラ座があります


同じ場所の現代(Wikipediaの写真)

左にオペラ座が見えます

いずれの写真でも奥にシュテファン寺院の尖塔が見えます。

よく行く場所なのに、この交差点に今もサイコロ時計があるかどうか記憶にありません
今度行って確かめてきます


以前のサイコロ時計記事
診察中






まったりベンチ

2017-09-13 | 旧市街

再びお久しぶりでございます
再びMAK(応用美術館)・・・
いままで「そこらへん」カテゴリーにしていたかも知れませんが、市街地図で確かめたら旧市街でした

博物館とか美術館には途中休憩のため必ず椅子やベンチが置いてあります。
大抵は、その博物館/美術館の内装に合わせて「公共的」雰囲気の椅子やベンチが置かれています。
それがMAKの入り口ホールのは、ちょっと「素人の手作り」的雰囲気を狙ったような「まったりベンチ」です。

無造作に布を掛け、「尻枕」が置かれています。ぴんぼけ写真を無造作に並べました。


















布が全部違うのも面白いです




これは、入り口ホールを囲む柱廊の入り口部分です。
右下に並んでいる人たちはチケットを買うために窓口で待っているところですが、私は1年券を持っているので並ぶ必要はありません


以前のMAK記事少し
値段より機能
逃げるサボテン
MAKあれこれ
はるかく
その他略





NHMの創設者

2017-06-13 | 旧市街

猫獅子展が開催されているNHM(自然史博物館)を創設したのはマリア・テレジア夫君です。

フランツ・シュテファン皇帝の肖像が中央階段踊り場に飾られています


中央はフランツ・シュテファン皇帝で、周囲に並ぶ顧問は、左から
ゲラルド・ファン・スウィーテン男爵:マリア・テレジアの侍医でウィーン医学校の創設者。
ナイト(騎士)ヨハン・フォン・ベロー:建築家、大規模な博物学コレクションを皇帝が買い上げNHMの基礎となりました(ウィキ記事はドイツ語フランス語)。
ヴァランタン・ジャメリ・ドュヴァル:皇帝の古銭学研究室長(この人もドイツ語フランス語
アベ・ヨハン・マーシー:皇帝の物理学・数学・天文学研究室長(ドイツ語記事しかありません)
(皇帝はフランス語圏出身なので側近にもフランス名前の人々が見られます)

その下に展示されている3点は最初のコレクションのもの

絵画のテーブルの上に見られます(水晶、エメラルド、アンモナイト)


通路に見られる帆船模型


この帆船は帝国海軍のフリゲート艦ノヴァラ号で、フランツ・ヨーゼフの弟で海軍提督マクシミリアン大公(後のメキシコ皇帝)が乗っていた帆船です。彼は、この船で世界一周をし、メキシコ革命で銃殺された後も、その亡骸はノヴァラで、当時の軍港トリエステに戻りました。


中央階段


中央階段を飾る天井画「生命の循環」


この天井画は画家ハンス・カノンに委嘱されました。題材については自由選択が許されたそうで、カノンは自然史博物館に相応しいと考えた題材を選びました。

写真が逆さなので見やすい画像はこちら
(中央にスフィンクスがいて、その下で哲学者が悩んでいます)


猫族の皆さんをじっくり訪問した後で疲れていたので、鳥の部屋1室だけ覗いたところ、書記官鳥がいらしたのでパチリ



因みに、この鳥さんのことを知ったのは「くるねこ」第10巻でございます






薔薇はこれから

2017-05-25 | 旧市街

前回の続きで市民庭園に入ってみれば・・・


あれ、緑ばっかり・・・


桜の前に暖かく、桜は早く咲きましたが、その後低温の日も多くバラはこれからです


でも蕾は沢山あります


種類によっては咲いています


樽の寄せ植え


ベンチがズラーッ、バラはちらほら


黄色いバラは早咲きなのでしょうか


後方は自然史博物館です


出入り口のところが刈り込まれた木々



暫くしたら、また見に来ようと思います


「ゴタ・まばら」期も終盤です 乞無期待ですが、たまに覗いてくださいませ


 今日の蛇足:キリストさん天上に帰宅の日

今年のキリスト昇天日は5月25日です 移動祝日なので毎年、日が違います





市民庭園の鉄柵

2017-05-22 | 旧市街

ふと気付けば又も日数が経っていました


市民庭園に、ちょこっとバラの様子を見に行きました とりあえず鉄柵だけ・・・











この鉄柵は、市民庭園、ヘルデンプラッツ(王宮前広場)、王宮庭園などを囲っています。
何年も前にほんの一部が王朝時代の臙脂色と金で塗られ、往年の様子を再現しましたが、人気が無かったか面倒になったか鋳鉄色のままです。
私の好みでは、このままの方が控え目で植物の色も良く分かって良いと思います。


バラの様子は次回です

以前の市民庭園
ひきこもり記念碑
スルメ150年
霧の日
その他省略


 今日の蛇足:スイスの原発住民投票

住民投票が日常茶飯事のスイスで、21日に原発をめぐる住民投票が行われました。

問いは「今後一切新しい原発を造らないかどうか」「長期的展望で脱原発・再生可能エネルギーの開発を実行するか」の2つ。
58%のスイス国民が「新しい原発は一切造らない」「原発を廃止して安全なエネルギーに移行」に投票しました。
原発に積極的だったスイス国民は福島原発事故で猛反省、スイスで実際に被害があったわけではないのに、完全に脱原発に宗旨替えしました。
その姿勢は本物で、今回の住民投票でも貫かれました。

国策の重要な問題は住民投票で決め、政府が国民の意向を尊重するスイスは民主主義国家と言えます

日本でも国民投票をすれば原発反対が多数になると思いますが、だからこそ日本では国民投票は絶対ないでしょう。
ついでにオーストリアについて言えば、はるか昔の国民投票で原発反対が多数だったため、原発は一切ありません。


スイスの国民投票・以前の記事

脱原発・以前の記事


      


すみません、まだ「ゴタ・まばら」が続きます 
乞無期待ですがチラッと見てみてくださいませ





クリキン周辺

2016-11-30 | 旧市街

クリキンわんクリキン屋台に続いて、その周辺のピンボケ写真です。
午後3時前なのですが、一番日の短い時期ですから暗いところも多々あり


1)いつもの教会


2)市庁舎の塔


3)公園に入ります


4)クリッペ

主役のはずが案外無視されていたりして・・・

5)屋台の向こうの木々


6)公園の木々


7)場所によっては郊外の林みたい


8)大木も冬木立


9)公園の芝生に配された色々なフィギュア

夜は照明されるようです

10)偽のカラスを訪問?する本物のカラスさん



これらのピンボケ写真を撮ったのは平日の午後なので、比較的すいています。
12月の土日にはラッシュアワーになります。


 今日の蛇足

大震災以降の余震と見られる東北地方の大きな地震は、もちろん、こちらでも報道されました。しかし、この間、イタリアやニュージーランドで大きな地震があり、ヨーロッパの人々も、2011年の東日本大災害の時ほど動転しなかったようです。
11月の東京での大雪についても報道されました。





クリキン屋台

2016-11-25 | 旧市街

前回の続きです。クリストキンドルマルクト(クリスマス市)の屋台のピンボケ写真を並べます

リンク大通りの内側が旧市街で、外側にある市庁舎は旧市街ではないはずなのですが、重要な公共建築は旧市街に「編入」されています。


1)市電の停留所から見たところ

去年と違うアーチになっています

2)まだ午後3時前なのですが・・・

・・・今の時期は太陽がサッサと退場(もっと北だと出てきてくれない)

3)クリスマス飾りのお店


4)お菓子のお店


5)これもクリスマス飾りのお店


6)蜜蝋のロウソクのお店だったかな・・・


7)バッグ、玩具、小物のお店


8)ロウソクやアロマランプのお店


9)お菓子屋さん


10)クリスマス飾りの光物や人形など


11)市庁舎前の大きなクリスマスツリー


大きなもみの木は毎年各州からウィーンに贈られるのですが、派手な飾りつけはありません。
でも夜になるとランプが灯ってきれいです

ここには151もの屋台が並んでいますが、正直言って品物は似たり寄ったり
人混みの苦手な私は、今回も入れて写真を撮りに行ったのが数回。
今度こそ何か買おうと思ったのですが、結局また何も買いませんでした。


まだ続きます 次は周辺の様子です 乞無期待ね





宮殿周辺散歩

2016-09-21 | 旧市街

これまでにも数回アップしているホーフブルク王宮の周りを半周散歩しました

ハプスブルク皇帝の住居であり政庁だったので帝宮でもいいのですが、ハプスブルク王朝というのは色々な国を寄せ集めたもの(中央集権化が遅れた)で、ボヘミア王、ハンガリー王の肩書きもあったので、王宮でも良いのです。
そもそも神聖ローマ帝国というのが「絵に描いた餅」のようなややこしい存在でしたが、その説明はウィキでご覧ください。


1)外ブルク門

ライプツィヒの戦い戦勝を記念したもの

2)同じ場所から振り返るとリンク大通りを隔てて自然史博物館


3)ホーフブルク王宮見取り図

左のピンク色がミュージアム・クオーターと自然史博物館と美術史博物館


4)外ブルク門の柱を通して見たミノリーテン教会(工事中らしい囲いあり)

手前はカール大公騎馬像(ナポレオン軍に勝った人)


5)この部分が新王宮(ノイエ・ブルク)と呼ばれます

ノイエ・ブルクだけの説明はドイツ語ウィキしかありません

6)オイゲン公騎馬像

オスマントルコ軍その他と戦って全勝だった帝国軍総司令官

7)古い建物とノイエ・ブルクをつなぐ建物には旗がいっぱい

ここに国際会議場があります

8)振り返って見た外ブルク門:後方は自然史博物館


9)つなぎの建物の下の通路へ向かいます


10)通路のランプ


11)通路にはお土産屋さん数軒


12)次の中庭(正門から入れば最初の中庭)


13)棍棒を振り上げるヘラクレス

以前に殺したネメアーの獅子の皮をまとっています

14)この人はイピトス?気の毒です


15)全体


ヘラクレスはギリシャ神話の代表的な英雄とされ、エルキュール・ポアロの名前もヘラクレスの仏語発音です。でも矢鱈強いだけで、以前にも書きましたが、どうも好きになれません

16)正門(ミヒャエル門のドームの中)


17)ミヒャエル門を通って先へ進みヨーゼフ広場の片隅

左後方はヨーゼフII世騎馬像

上の写真の場所からまっすぐ進んで突き当たりの通路を入った小さな中庭で発見

18)1341年に完成したゴシック教会の回廊の一部

2011年の修復の際、発見されたという説明プレートがありました

ここで電池がきれ、予備を持っていなかったので、ここでおしまいです






ひきこもり記念碑

2016-09-13 | 旧市街

散歩に便利なので何回か登場している市民庭園 今回は初めて「ひきこもり記念碑」にも行きました。
もう2週間ほど前なのですが、このところゴタりましたので、やっとアップいたします


1)いつもの門から入ると見えるテセウス神殿


2)花壇には花がモリモリ(後方はブルク劇場


3)中に入ってみます


内部には、いつも最新のモダンアート作品が展示されていますが撮影禁止なのです(ちゃんと監視員が見張ってます)。
もともとカノーヴァのテセウス群像を展示するためのニセ神殿(庭園装飾用)なのですが、群像は美術史博物館中央階段踊り場にあります。

4)離れてみたところ


5)バラもまだ咲いています


6)日差しが強いので日陰が快適(日向のベンチには誰もいません)


7)


8)後方に見えるのは新王宮


9)鳥さんがお散歩(カラスさん?ハトさん?)


10)クリの実が沢山

食べられないクリでドイツ語を直訳すると「馬栗」

11)私の好きな教会の屋根


12)ブルク劇場に近い庭園の隅に、この記念碑コーナーがあります


13)花壇のベゴニア


14)記念碑の装飾


15)エリーザベト皇妃の記念碑


夫のフランツ・ヨーゼフ皇帝記念像がひとり寂しく王宮庭園に佇んでいるのに対して、妻の方は随分良い待遇です。
実際、皇帝夫妻は殆ど別々に暮らしたので、後代の記念碑を立てた人々も、離れたところに別々に、と考えたのかもしれません。
但し、カプツィーナ教会の皇帝墓所には、皇帝、皇妃、ルドルフ皇太子の棺が一緒に置かれています。

16)記念碑脇の泉水


17)記念碑前の池


18)池の向こうのエリーザベト皇妃


人前に出るのが嫌いで、とりわけ堅苦しい公式行事を嫌ったエリーザベト皇妃が旅から旅へ過ごしたのは、一種の「引きこもり」だったと思います。
それを配慮して、記念碑も庭園の片隅に設けられたのかも知れません。

19)もう秋の気配