国民(または市民)庭園(Volksgarten)という名前の公園はドイツ語圏に良くあります。
奥に見えるのは19世紀の歴史主義時代に、古代ギリシャにインスピレーションを得た、つまり真似した建物。
椅子とバラがズラーッと並んでいます。これからバラの季節。後方にはブルク劇場が見えます。
ちょっと見にくいですが、泉水のへりで昼寝している人がいました
おしゃべりしたり、本を読んだり・・・
後方の建物は旧王宮の一部で大統領官邸。旗が立っているときは大統領ご在宅
カラスさんも芝生をお散歩
真似神殿前の芝生でくつろぐ人とワンコ
市庁舎の塔が見えます。

私のピンボケ写真では、全体の雰囲気が分からないので、
ブルク劇場からの写真をご覧ください

真似神殿はアテネのテセウス神殿を模したもので、
アントニオ・カノーヴァ作の「
ケンタウロスを打ち殺すテセウス」を
展示するために建てられました。現在、彫刻は
美術史博物館にあります。
美術史博物館には、美術館という訳もありますが、考古学的出土品、古い武器、古い楽器、古銭などの部門もあり、
コレクション全部門を統括すると博物館。但し、大抵の人は絵画部門しか見ないので、美術館と思われるようです。
追記:上のピンボケ写真は2週間前なので、念のため、17日に様子を見に行きました。目下五分咲きくらい。
大分咲いているもの、咲きかけのもの、これからのものなど色々です