みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

元祖男女装

2011-05-23 | おきにいり

前回も含め、これまで何回か紹介しているブルク劇場

最近は、シェークスピア喜劇「十二夜」を見ました。これは2回目で、何年も前には、ロイヤル・シェークスピア・カンパニー(RSC)の公演を見ています。ストーリーそのものが面白いので、著名な劇場の公演がつまらないはずはないのですが、両方とも良い演出だったと思います。今回の演出は、背広など現代の服装による「モダンな」演出。RSCの方は、大げさだという感想もありましたが、豪華な歴史的服装で、西洋歌舞伎の雰囲気でした。
喜劇なのですが、幕切れには、一抹のメランコリーが漂います

この劇のヒロインは、事情があって男装しています。ところが、シェークスピア時代は男の役者が女性を演じたので、男装をしているヒロインは、役者の地で、元に戻ったヒロインは「女形」という、ちょっとスリリングな「からくり」になっています。
シェークスピアと出雲の阿国が同時代人というのも面白いことです。男装・女装は遥か太古まで遡れると思いますが、演劇における本格的な男装・女装の元祖はシェークスピアや阿国あたりなのでしょうか

Wikipedia「十二夜」←ストーリーは、こちらをご覧ください

YouTubeで映画と歌舞伎による公演の予告編を見付けました。


映画予告編(英語)


シェークスピア当時を再現するなら、ルネサンス~バロック風の衣装になるわけですが、この映画は、19世紀後半ヴィクトリア朝の服装にしてあるようです。



歌舞伎版紹介(日本語)





シェークスピア劇は、日本の歴史劇に置き換えることができます。
黒澤明の「蜘蛛巣城」「」などが代表例。