4月1日ですが、こっちの
ハフではありません
ここで言うハフは、オーストリアと
北イタリア(当時はオーストリアの一部)で19世紀に産出された山岳馬ハフリンガーです
私の好きな馬種のひとつです
ウィキ・フリー画像
この母仔は母親がヴェストファーレンゾンネ(ヴェストファーレンの太陽)、仔馬がアルムフェー(放牧地の妖精)という名前。
母親は
以前にも強調した胴長単肢の美形、子供の方は子馬特有の胴短長肢体形ですが、育つにつれ美形になるでしょう
頑丈で耐久力があり落ち着いているので、農耕・馬車・乗馬など、ほぼ万能の馬種で
障害飛越などにも活躍しますが、小柄なので、見栄えの必要な
馬場馬術(特にオリンピック・レベル)には登場しません。
体色は典型的な「尾花栗毛」です。
ハフリンガーについて詳しくは
英語ウィキをご覧ください
日本では普及していない
スポーツとしての曲乗りにも使われます。落ち着いていて小柄なので、子供の曲乗り用に最適
オーストリアのハフリンガーが木の蓋を踏み破って地下水層(実は肥溜め)に落ちましたが、消防署の救助隊によって救助されました・・・
という記事をオーストリアの新聞HPで読みました。
それでネット検索したところ、家畜が地下の層(主に肥溜め)に落ちて吊り上げられる事故は結構あるようです
人間のトイレは下水道システムが完備しているので、ここでの肥溜めとは、家畜の糞尿を自然肥料として利用するためのものです
地下のハフリンガー
吊り上げられたハフリンガー
幸い、この馬さん全くケガはなかったそうです