日本は日付変更線の西側で最も早く新日付になる国のひとつ。
と言うことは、プリントメディアのヨーロッパの新聞は、当日のうちには日本に到達しません。
それはともかく・・・
繰り返し登場しているNZZ(新チューリヒ新聞)には、よく日本に関する記事が登場します。
載せようと思っているうちに手遅れ(時期遅れ)になることもしばしば
今回も時期遅れですが、幾つか紹介いたします
2月3日付:
ISによる日本人殺害を報じる記事
人質殺害が日本に大きなショックを与えたこと、阿部首相の中東訪問時期と今後の政策に関する日本での論議が紹介されています。
2月4日付:
ヤルタ会談70周年
左から、
チャーチル、
ルーズベルト、
スターリン
同日付ヤルタ会談70周年の本記事
写真は会談に参加したソ連軍事使節団
理想主義的なルーズベルト大統領、リアリストのチャーチル首相が、夫々の立場からスターリンに大幅譲歩したこと、それが今のプーチン体制に対する西側諸国の対応に対する警鐘でもあるという内容。
2月19日付:
硫黄島の戦闘70周年
軍事史的角度からの分析で、アメリカでは今でも硫黄島攻略が必要だったかどうかをめぐる軍事史研究家の賛否両論があるそうです。
アメリカ兵の戦死者は約7000人、その3倍の日本兵が戦死したと記事にあります。
2月20日付:チューリヒでの展覧会「日本の印象」
タイトルは「ジヴェルニーの菊」
写真をちょっとアップ
1900年の日本人写真家による「
亀戸の藤」
ここでも19世紀後半ヨーロッパを席巻した
ジャポニズムがテーマです。
ジヴェルニーにある
モネ邸の庭園は、まるで、この写真から抜け出してきたようだと驚嘆
ジヴェルニーについては
ウィキ英語版が詳しく、モネの庭園の写真などもあります
以上、時期遅れ記事は2月のものです。経済欄も含めば、頻繁に日本関連記事があると言えます。
NZZの場合、日本を褒めた記事が多いのです。
もちろん日本に関する批判記事もありますが、他の国に関する批判記事もあります。
国内政治の批判、外国の政策批判などは、世界中大抵の新聞に共通でしょう。
これまで読んだNZZの日本関連記事で、最高の評価と最低の評価は
「日本の国民は立派(最高の評価)だが、日本の政治家はダメだ(最低の評価)」というものでした
7日から遠い日本へ行くので、もう一度アップできるかどうか
(できなかったら2週間お休み)
こんな、おんぼろブログですが、どうぞ、たまーに覗いてやってくださいませ
でも乞無期待
追記:予約投稿しました