みみずのしゃっくり

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8月15日

2019-08-15 | その他

8月15日と言えばキリスト教圏ではマリア被昇天の日で、多くの国で休日となっています。
キリスト教祝日の多くが移動祝日であるのに対し、8月15日は固定休日です。
これは古代ローマ帝国のフェラゴストアウグストゥス皇帝の休日)に遡り、キリスト教普及に伴い、マリア被昇天日とされたようです。
イタリアではこの伝統が今日まで続き、最も重要な夏の休日となっています。




ウィキ・フリー画像でイタリアの夏のイメージ写真:シチリア、タオルミーナ近くの海水浴場


ちょっと古くなりますが6月19日のNZZには「子供の天国・親にとっては悪夢」という記事が載りました。(以下は内容の要点)

イタリアの学校の夏休みは、概ね6月10日から9月15日までです。3ヵ月もあるのです。
イタリアが統一国家となって以降の学校制度では、夏休みは2ヵ月で、今日のヨーロッパの多くの国々と同様の期間でした。
しかし第二次世界大戦中にロジスティクスの困難から3ヵ月に拡大されました。
これは戦時中の暫定措置のはずでしたが、戦後もそのまま続行されて現在に至ります。

親も夏の有給休暇をとりますが、それでも夏の3ヵ月、子供たちの毎日を有意義に管理するのは困難です。それで子供たちのためのサマーキャンプを提供するビジネスが発展し、その内容や料金も多種多様です。
優秀なサマーキャンプは料金が高く、このため親の収入格差が子供たちの夏休み格差となっています。夏休み短縮の提言もされていますが、まだ変革の見通しは立っていません。


      

日本で8月15日が終戦の日として定着しているのは、いわゆる玉音放送のあった日だからでしょう。

英語ウィキ:National Memorial Service for War Dead

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イタリアの降伏
終戦の日


      

聖母被昇天に関する以前の記事:パイロット祭

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