以前に紹介した「
琥珀の目の兎」出版以降、
エフルッシ宮殿の特別ガイドツアーが実施されないかと期待しているのですが、恐らく内部が完全にオフィスとなっているせいか、ガイドツアーなど全く企画されていないようです。
しかし、出版後、美術史博物館で根付が展示された後、昨年末から
ユダヤ博物館でエフルッシ展が開催され、大多数の根付が展示されています。
最近、琥珀の目の兎に会うため、ユダヤ博物館へ行ってきました。
以前には何回か訪れていますが、久々に行ったところ、警官が入り口を警備しているので、ちょっと驚きました。
世の中、以前より物騒になっているのですね。
先ずはウィーンにおけるユダヤ文化の展示をチラッと見ました。
以前に紹介した
ヤド
展示室の様子
シナゴーグの壁掛け2点
本命はウサギさんなのでエフルッシ展に移ります。
入り口で迎えてくれるのは兎さんの琥珀の目
エフルッシ家の歴史も紹介されています。
ルノワール筆のエフルッシ家のどなたかの肖像画
エフルッシ家が所蔵していた
ギュスターヴ・モローの絵画
描かれている人物は
イアーソーンと
メーディアです。
そして根付の部・・・
兎さんのショーケース
左端の兎さんが、やはり独特の雰囲気と気品をたたえています。
その他の根付の皆さん
私のは恒例ピンボケ写真ばかりなので、ウィキ・フリー画像の「ご本人」
以前のボログ記事
女傑の空白
蛇なし宮殿
ユダヤ博物館のエフルッシ展は好評らしく3月8日までの予定が4月13日まで延長されました