鳩(カワラバト)さんは世界中どの街にも住んでいますね。見慣れていて半ば空気のような存在。まあ見える空気とでも言いましょうか・・・
私の場合、鳩は人間以外の市民という感じで、無性に好きということはありませんが、人間以外の市民がいるのは良いことだと思っています
ウィーンで一番多いのは鳩さんで「人も歩けばハトにあたる」という状態です。ウィーンの鳩人口(鳥口)は約15万羽と見られています。
時々見るのはカラス、ニシコクマルガラス、その他の野鳥で、スズメとツバメは専ら郊外や農村部に住んでいるようです。
本来の野鳥が苦労して餌を探すのに対し、都会鳩は人間の残飯(あるいは撒き餌)で暮らしているため、繁殖数も多いのです。
ヴェネチアのサンマルコ広場の鳩軍団は凄いですね
鳩が好きで毎日エサを撒く人たちが存在するする一方、毒殺してでも撲滅すべきだという鳩嫌いも存在します。
しかし、野生動物保護関係者や研究者の一致した意見は「鳩を駆除するのは不可能」ということです。
毒入りの餌は他の動物や人間にも危険ですし、銃でねらい撃ちなんて数が限られているだけでなく、オーストリアでは禁止されています。
多分他の多くの国や都市でも同様でしょう。
避妊薬入りの餌を撒くのも効果がありません。そもそも避妊効果がある薬の適正分量というのが分からないからです。
鳩は不潔だという意見もあるが、それは不当であり、衛生面では鳩も他の野生動物と変わらないということです。
以上は、いつものHPに載った記事を要約し、私の意見を混ぜたものです。
まあ、これからも人間以外の市民として普通に同居していけばよいのだと思います
他方、鳩さんは文化にも欠かせない存在です。「ラ・パロマ」は特に有名ですね。
私が、これまで聞いた中で一番素晴らしく愛らしいのは、アタウアルパ・ユパンキのギター曲です。
YouTubeにリンクしましたので、是非お聞きください
恋する鳩の踊り
先週末にウィーンその他の都市で「予約無しのワクチン接種」を実施したところ、希望者が殺到し長蛇の列ができた上、途中でワクチンが無くなってしまったので、次の終末にも「予約無しワクチン接種」を実施するそうです。
怖すぎるとか、鳩自体が生理的に嫌いという
人は少なくはなさそうですよね。
私は、赤むけのひなを拾って育てたことがあって
(鳥獣担当の役所に聞いたら任せるとのことで...
雀とか鳩だとそう言われることが多く)。
高い塔の製氷施設があって、もとのところに
戻せないことと、あと氷を砕いた山の
上に落っこちて切羽詰まってること等で、緊急性があったりしたんですが、結局鳩が嫌いなら
放置したんでしょうし、好きだったんでしょうね、もともと私は。
強気で乱暴な鳩でしたけど(ドバト、カワラバト)
嫌いになったことはないです。ただ、嫌いな人の言い分もわかるので、うまく共存しつつ、
民家が密集しているところに呼び込もうとは
思わず、という付かず離れずでいければいいなと。(密着したい場合は、多分飼うと思います。里親募集とか、飼育用に販売されてるのを)
でも犬嫌い、猫嫌い、鳩嫌い、爬虫類嫌いなどなど、嫌い(苦手)な人の場合、好きになりなさいと強制できるものではありませんね。
めんまねえちゃんさんの場合は「動物好き」なんでしょうね。動物博愛主義とか言えるかも・・・
鳩さんを保護したのは貴重な体験でしたね。
保護した人が逆恨みされるのは野生動物の場合よくあることでしょう。
獣医さんも嫌われ役ですね。以前に動物園の獣医さんが、動物から好かれたかったら獣医でなく飼育係になるのが良いと仰っているのを読んだことがあります。