ちょっと急な仕事で、ちょっと間があきました
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久しぶりに、知られざる教会です。ちょっと前のニュースで、カトリック教会のひとつが、コプト教会に譲られることになったと知りました。
私がウィーン南部に住んでいた頃、いつも電車から見ていた教会です。そばに行ったら、かえって全体を撮れないのでウィキ画像です
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名称は「勝利のマリア教会」
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ウィーン市庁舎を設計した建築家フリードリヒ・フォン・シュミットの設計です。
「勝利のマリア」という名称は、三十年戦争における白山の戦いでカトリック側が勝利したことに因むもの。
教会内部
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外観も内部も、ヴェネチアのサンタ・マリア・デラ・サルーテ(健康のマリア)教会を連想させます。
みみずボログ以前のサルーテ写真
挨拶カード
旅行者のいない・・・
そもそも、こういう円形教会は内外とも一連のモスクを連想させます。一例:セリミエ・モスク
これは脱線です
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コプト教会は、ヨーロッパにキリスト教が伝播するより遥か以前にエジプトで成立したもので、東方諸教会のひとつです。福音記者マルコが最初の教会を建てたと言われます。
コプトはエジプトの古名で、当時の言語がコプト語です。イスラム化に伴うアラビア語の普及によってコプト語は、コプト教会の典礼で用いられるのみになっていますが(絶滅危惧言語)、復興運動もあるようです。
以前、何回かシリア正教会のミサに行ったことがあり、そのうち1回は、コプト教会との合同ミサで、シリア正教会とコプト教会のミサを体験することができました。
東方教会には、ヨーロッパのキリスト教とは違う、キリスト教の原初形態が伝承されているようで興味深いものです。
ウィーンには他に2つのコプト教会があります。そのうちアップするかも、かも・・・
これまで色々「知られざる教会」をアップしていますが、その1例がアルメニア教会
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コプト語はロゼッタ石の解読で、重要な役割を果たしました。
シャンポリオンは、古代ギリシャ語、コプト語を手がかりにロゼッタ石のヒエログリフを解読しました。
モスクといえば、
前にどこかのモスクで(一応ブックマークは
しているはずですが)すばらしいのもあり、
いつか行きたい. . . たぶん無理だけど. . .
と思ったものがありました。
しかしそれ以前にモスクなので、中に入れない、
となっていて。
私はキリスト教徒ではありませんが、
大概の教会には入れるのはありがたいかぎりです。
あれ、でもモスクも入れるところもありますよね?
そのあたりは非常に不案内なのです。
大きなモスクは観光名所にもなっているので、旅行者も入れるところが多いです。
ダマスカスの旅行者が入れるモスク(ウマイヤ朝のモスクその他)は、異教徒は入場料金を払い女性はガウンを着せられますが、私はいつもスカーフで「にわかイスラム教徒」になり、無料で入っていました。
ダマスカスは大好きなのですが、今は旅行者の行ける状況ではないのが残念です。
近所の人たちが集まる、くらいの規模の小さなモスクは、旅行者は入れないと思います。
すてきなクリスマスプレゼントありがとうございました。
オペラ座の前のうさぎさんも、アルブレヒト・デューラーのなんですね。
色が違うとぜんぜんわかりませんでした^^;
2つのブログを更新していると多忙なのは良く分かりますから
ずっとごぶさたしてください
私の方で勝手にお邪魔虫(みみず)します
良い年末年始をお過ごしくださいね