またユダヤのジョークです
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あるとき、ユダヤ教のラビとカトリックの神父さまが一緒に散歩をしていたところ、大金の入った財布を拾いました。
何故ラビと神父が一緒に歩いているのか、ジョークですから深く突っ込まないでください
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ギャッと驚くラビと神父
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二人は一緒にお財布を警察に届けましたが、結局、持ち主が現れず、大金は二人が半分ずつ貰うことになりました。
神父さまは「このお金の半分は私がいただき、半分は神様に捧げることにいたします」と申しました。
するとラビは「私なら、そんなケチなことはしませんね。全額、空の神様に投げ上げて、情け深い神様が投げ返してくださった分だけ、私がいただきます。」
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このジョークは、ウィーンのチーフ・ラビであるパウル・ハイム・アイゼンベルク氏の連続講演で聞きました。
画像は極めて原始的なラビと神父になっていますが、これは下手なマウス描きのせいで、現実とは全く違います
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チーフ・ラビは一定教区の長にあたり、カトリックで言えば司教や大司教にあたります。
アイゼンベルク氏はリベラルでモダンなラビで、ユダヤの古い歌のCDも出しています。
伝統的なユダヤの歌は、クレズマー音楽の系統です。
Wikipedia:ラビ
Wikipedia:クレズマー
アイゼンベルク氏の映像
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アイゼンベルク氏が歌うCD「ラビが笑うとき」
試聴はこちら
カトリックの神父さまはそんなことないのかしら。
日本のお坊様も墓地を管理したり寄進をつのったり、商売上手な方が多いかも^^;
このジョークの面白さは、真面目な神父さまより、ラビの方が「一枚上手」なことです。袋に入れてお金を投げ上げれば、当然、袋ごと全額落ちてくるので、ラビは全部お金をもらえるわけですが、それでもタテマエは「全額神様にささげた」ことになるのです