やっと前々回の続きです
東屋の横から見たところ
どこも緑いっぱい
開花期の長いレンギョウはまだ咲いていました
ちょっと見難いですが下草に青い花が沢山
手前でも奥の方でも咲いているのはモクレン
庭園の一角で満開(を過ぎた?)八重桜
電車で戻ってきた駅の下の植え込みにも八重桜
その下にチューリップ
タンポポと・・・オオイヌノフグリかな?
オオイヌノフグリはドイツ語で「ペルシャの勲章Persischer Ehrenpreis」で、英語のほか主なヨーロッパ言語では「ペルシャのヴェロニカ」です。
何故日本名だけ「奇妙」かと言うと、この花がイヌノフグリに似ているからで、イヌノフグリは牧野富太郎の命名です。
ドイツ語の「ペルシャの勲章」は、アラビア語の「ペルシャの宮廷の花」という名称と関係があるのかないのかは分かりません
いずれにしても、ペルシャに関係があるような・・・
ヴェロニカそのものはギリシャ語に由来し「勝利をもたらす女性」という意味があります→英語ウィキ
今日の蛇足
ここらへんでも、夏冬同居のような天候が続き、一昨日ウィーンでも雪が降りました(すぐ消えました)。
問題は農産物で、雪や遅霜のためワイン用のブドウに大きな被害が出ているようです
まだゴタゴタ・まばら更新が続きますが、たまーに覗いてやってくださいませ
でも乞無期待
やっぱり命名って大切ですよね。
とりわけ動植物の名前は「改名」しないかぎり
その動植物に永遠にくっついているわけですから・・・
牧野富太郎さんは、あまりにも学者だったので
「副次的なこと」は気にしなかったのでしょうね
人間の場合でも名前は生涯つきまとうもので
小太郎か太郎か、花子か花江かなどで人生が違うかも・・・
牧野氏の付ける名前はときに
ちょっとなー(ハキダメギクとかも)という
ものがあります。この花の運命が
それで変わったかはわかりませんが、
名前はやっぱりちょっとなあ。です。(笑)
まあ、ふぐりといういまあまり使われぬかもしれない
言葉の意味を知るということはあるかも、ははは。