特大ひょうたんを絵付けしていたら、夏帰省した時行った蔦島の海岸で拾った貝に色が入った。
流木の台をつくり花器にしようと思ったが合う流木がない。
どうしょうかと思っていたら、ちょうど良い石がころがっていた。
3年前式根島の大浦海岸で拾ったコーガ石が直径5センチの絵付けした貝が良い具合に収まるようにえぐれていた。
コーガ石は簡単に削れるので少し調整して「石台の貝花器」ができた。
式根島、新島は世界的に珍しいと言われるコーガ石で出来ている島だ。
2000年の噴火で三宅島で野外教室が出来なくなり式根島に場所を変えたときは黒い海岸の三宅島から、ガラス質でキラキラ輝く白い海岸の式根島に驚いた。
もう今年で6回めの式根島教室も終えコーガ石ともかなり遊べるようになった。
式根島では昔コーガ石を一定のサイズに切て家を建てた。
まだ残っている建物をみると嬉しくなる。
蔦島の貝と式根島の石にこういう縁があったのだ。
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