今日はラッキーな日だった。
荒川河川敷に植えられているコスモスが良い風情で咲いていると思いながらバイクで走りぬけ植物を採集しての帰り、数人いた作業員の人たちが突然そのコスモスを抜き始めたのだ。
冬の植物に植え替えるのだろうと思うがことわって抜かれる寸前のコスモスをイッパイもらってきた。
咲く花も少なくなった初冬の陽だまりでポツポツと可憐なコスモスが咲いている風情なんか本当にいいものなのに・・・。
それにコスモスは一度に咲いてしまう花と違い長い間次々と蕾をつけて咲く。
持ち帰ったコスモスにもまだ蕾がついている。
全部生けて眺めながら書いている。
子供のころ私が植えたコスモスが大きな株になりイッパイ花を咲かせた。
台風が来て倒れても倒れたまま咲き続けた。
種が落ちていたのだろう次の年も次のとしも勝手に芽を出し花を咲かせていた。
毎年長い間コスモスは庭で咲いていた。
父もコスモスの花が好きだったのだろう。
家で作る手漉き和紙の画仙紙にコスモスの銘をつけ売り始めた。
キレイに包装した紙のうえに「コスモス」の印を大事に押していた姿を思い出す。
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