朝倉彫塑館へ久しぶりに行ってみた。
近くにあったので上京してすぐ行き、こんなエネルギーのある人がいたんだと感じた記憶がある。
通りに面したところは洋風だが純和風の家とつながっている。
自らが設計し7年の歳月をかけ建てた作品のような家だった。
洋館では彫刻が飾られていたが一番気に入ったのは床だった。
木をレンガ状に切ったのを敷いているが一枚板でないのでひび割れることもなく強い衝撃にも耐えられ、レンガ状の組み合わせがきれいだった。
和風の家で囲まれた庭は地下水の湧く池で白い花が咲く木が植えられているということだが白いムクゲの花は咲いていたがピンク色の百日紅が目立った。
石の上にしまった感じにになったヨシが生えていたのが心にのっこった。
力のある人が力に任せて作った中にヨシのような風情のあるものがあるとふと心が和む。
各部屋に使われている銘木にも驚くようなものがたくさん有り力強い書や軸が掛かっていた。
竹もたくさん使われ節が出っ歯った竹は初めて見た。
訪れる来館者も多くにぎやかだった。
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