こでまりさんの作品ですが部分です。
あまり日持ちのしない彼岸花はつぼみの状態で採集してきて10日ぐらいの間しか花材として使えません。
年に一度しか使えない花材ですが使えない人もいます。
それに彼岸花のお稽古のときはいつもと違う花器を使います。
ほとんど花止は使わずお互いの花材で止めていきます。
こでまりさんは彼岸花の長いおしべに白いニラの花を止めています。
すぐ上の白い小花はイタドリの雄花です。
左側のグリーンが雌花の果実です。
はっきり違う雌雄の花が近くで競ってさいていました。
先日大倉まで彼岸花を採集に行ったとき出会えました。
去年は彼岸花のお稽古が出来なかったこでまりさんです。
生け始めは絡まる茎が少なく思うように止まらないのですが、めげずにいけている内にカチッと生けたい様になるお稽古に満足そうでした。
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