心待ちしていた山仲間がやってきた。
上京する前の数年よく2人で山へ行った。
数年前父が入院していた病院の婦長さんとしての彼女とは父の病室で偶然会ったが、山仲間として会ったのは30数年ぶりだ。
昔のイメージのまま年を重ねている不思議な人だ。
おもわず幸せだったんでしょうと言ったら大病もしたし子育も大変だったし家庭と仕事の両立で悩んだことなぞにこにこ笑いながら話してくれた。
いつものように私は忘れているが無人の山小屋で2人で泊まり寝られなかった話もしていた。
”同じ釜の飯を食った仲間”とよく聞くが山へ行った仲間には何か特別の感情がある。
アッと言う間に2時間以上たっていた。
22回野草展作品でケヤキの皮を使った花器を野草を生けたいからと買ってくれた。
何回も野草展を見てくれた人が買ってくれるタイプの作品だ。
そういう作品を身近な人が買ってくれるととてもうれしい。
金生町で初めて作品を見ていただいたにもかかわらず数人そういう人がいた。
とても心強い。
第25回野草展もあと2日を残すだけとなった。
なんとなく会場を写した。
同じです。
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