十数人のメンバーが車の通らない県道をゆっくり紅葉を楽しみながらまず初めに行ったのは庚申塚だ。
風化されたいい感じの庚申塚があった。
道教の教えに元ずいた庚申信仰には興味があった。
人の体の中にはサンシチュウという虫がいて庚申の日寝ている間に天帝に人間の悪行をいいつけに行くのを防ぐ為夜通し寝ないですごすそうだ。
切山の庚申塚の前にも皆が夜どおし話をしたりカルタをしてすごしたであろう小屋が建っていた広場があった。
60日に一回村人が集まり夜通し一緒にすごすのはさぞ楽しいことだっただろう。
テレビもネットもない昔は人と人とが寄り合い無駄な情報のない中、人として心落ち着くときをすごしたと思う。
切山の人達により遺跡は大事に保存されている。
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