解体したプリンターの穴が開いている鉄の部品を素材に使いたいのでとっておいた。
とりあえずハンマーでたたいて平たくし、”ジゴク”と呼ぶ魚獲り道具を解いてベースにしようと思っている素材の上に並べた。
ながめているうちコロナ騒動のクラスターに見立てようと閃く。
上の大きな部品がコロナ騒動初期のクルーズ船に見える。
様々な場所で起こった大小のクラスターをその他の部品で表せる。
とりあえず体を動かせていれば何とか進むものだ。
鉄の部品に色を塗ろうかと思ったが塗らないことにした。
ベースの黒い網を自粛警察や同調圧力、マスク強要など重苦しいコロナ社会にして対比させたい。
鉄の部品を取り付けるには細い糸でできているベースを黒いナイロン糸でなるべく人型になるように補強。
色合いを決めるため久しぶりにフランス在住の画家木村忠太の図録に見入った。
上の部品は予備。