野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

23回野草展にむけてNO16

2006-11-14 20:40:48 | アート・文化

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さくらの枝と楠の小枝を使った壁掛けバスケットです。

さくらの枝は20年ぐらい前一度壁飾りとして使った枝ですが再度壁掛けバスケットとして使いました。

20年間いつも目にはしていたのですがやっと使うことができました。

縁があって私の元へ来た物は何時何かに使いたくなるか分からないので捨てることが出来ません。

身の回りには枝、石、ロープ、草、流木、木の実、人が言うガラクタばかりです。

ガラクタばかりと関わって23回目とフト思ったりして・・。

前面に組み込んでいるのはけやきの皮です。

固体によって薄いのや厚い皮がありますが細長くて丁度良い厚さでした。

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生けて生まれる美しさNO7

2006-11-13 20:05:24 | アート・文化

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今日はラッキーな日だった。

荒川河川敷に植えられているコスモスが良い風情で咲いていると思いながらバイクで走りぬけ植物を採集しての帰り、数人いた作業員の人たちが突然そのコスモスを抜き始めたのだ。

冬の植物に植え替えるのだろうと思うがことわって抜かれる寸前のコスモスをイッパイもらってきた。

咲く花も少なくなった初冬の陽だまりでポツポツと可憐なコスモスが咲いている風情なんか本当にいいものなのに・・・。

それにコスモスは一度に咲いてしまう花と違い長い間次々と蕾をつけて咲く。

持ち帰ったコスモスにもまだ蕾がついている。

全部生けて眺めながら書いている。

子供のころ私が植えたコスモスが大きな株になりイッパイ花を咲かせた。

台風が来て倒れても倒れたまま咲き続けた。

種が落ちていたのだろう次の年も次のとしも勝手に芽を出し花を咲かせていた。

毎年長い間コスモスは庭で咲いていた。

父もコスモスの花が好きだったのだろう。

家で作る手漉き和紙の画仙紙にコスモスの銘をつけ売り始めた。

キレイに包装した紙のうえに「コスモス」の印を大事に押していた姿を思い出す。

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23回野草展にむけてNO15

2006-11-12 18:52:54 | アート・文化

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楠の枝を使った壁掛けバスケットですが、置く事も出来ます。

オオツヅラフジが面白い巻き方をしているのを良い場所へもっていくことができました。

オオツヅラフジは冬帰省した時に採集します。

イノシシが掘った穴なども見かける杉林の中で木に絡まっていたり土の上をはっているのを落葉しているのでわりと簡単に採集できます。

夏だと植物が茂り入るのも大変な場所です。

でも冬は日が暮れるのが早いのでとても忙しいおもいで採集します。

Img_1287_1

この楠で作った壁掛けバスケットには楠に負けないような黒いロープが入りました。

式根島の青池で拾って来たロープでタペストリーに使った残りです。

これでこのロープは全部使い切りました。

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23回野草展にむけてNO14

2006-11-11 19:37:54 | アート・文化

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12回野草展の時使った楠の枝の残りを使て作った壁掛けです。

長く残した枝にトタンをはりマグネットがくっ付く様にしました。

木の実や貝で作ったマグネットをくっ付けると楽しい壁掛けに変身!!!・・になります。

少し太めのオオツヅラフジで長く編んだのでおとしを入れれば花器としても使えます。

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同じく壁掛けで楠の枝にはトタンをはりマグネット台にしました。

オオツヅラフジでザックリ編み後でアカメガシワの皮を入れ、細かく裂いたアカメガシワの皮で形を整えていきました。

花器としても使えますが鉢カバーとしても使えます。

毎年何かでマグネット台を作り続けています。

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23回野草展にむけてNO13

2006-11-09 19:49:59 | アート・文化

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1995年12回野草展の作品です。

台風で楠の枝が折れていたのを拾ってきて作りました。

一本の枝でしたがもう皮が出来ていたりツルツルの所が有ったり折れた跡が面白かったりと、作ったときの事を思い出しました。

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下から2番目の桜の枝を除いた後の枝は12回野草展の時作った楠の枝の作品の残りを壁に掛けるバスケットを作る為に切った物です。

切る時楠の良い香りがしました。

年数が経っても同じ香りのする木の香りとは不思議なものです。

10年たちやっと残りの枝を使う気持ちになりました。

面白い動きの枝がツルと合わさりどんなバスケットになっていくのかたのしみです。

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花を生ける教室NO16

2006-11-08 19:23:00 | アート・文化

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はこべさんの作品ですが部分です。

彼女は野の花が大好きでとても繊細に生けます。

今回の花材は野草が多かったのですが、キレイに紅葉したよもぎを華やかに生けました。

こんなにキレイに紅葉したよもぎは初めて採集しました。

道端に生えているのをバイクで走っていて見つけたのですが、こんなに華やかに生けてくれて感激です。

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よもぎさんの作品ですが部分です。

ピンクのオオケタデは枝が折れていたのを採集してきたので動きが独特です。

その動きを面白く生けたので、グリーンのタカサゴユリの実を折って生けるという大胆な事も自然に感じさせました。

下にグリーンの穂状のものが写っています。

少し赤みがかったシロザの実です。

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保存食のキクイモ

2006-11-06 19:51:37 | 日記・エッセイ・コラム

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初めてキクイモを採集した。

かなり前東北へ旅行した時キクイモの漬物を食べたことがある。

最近キクイモにはイヌリンが含まれ血糖値を下げるので糖尿病にいいという事で注目をあびている。

花はとてもきれいでお稽古にはよく使う。

8月にかなり大きいキクイモを引っこ抜いたが芋はついてなかった。

今日よもぎまでも覆い尽くして咲き誇っていた場所へ行ったら枯れてたおれていた。

引っこ抜いたら芋がぱらぱらでてきた。

貯蔵方法は土に埋めておくと書いていた。

ニラやコンフリーの葉物は予定して採集に行ったら刈られた後でガッカリするこたもよくあるが、土に埋もれている芋だとその心配がない。

3月位まで芋の保存食の確保ができた。

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23回野草展にむけてNO12

2006-11-05 19:37:01 | アート・文化

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ニスが塗られていて敬遠していた特大ひょうたんを色付けして花器にしました。

下に敷いている輪っかはなくても座りますが、有ると微妙な角度で座らせることができます。

式根島で拾ったロープで作りました。

口が開いていたので桃の枝で栓を作り、飾りに下に敷いている輪っかとおそろいの紐をつけました。

ユウモラスなひょうたんらしく飾れたらいいなと思っています。

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作る前です。

ニスが塗られ口が開いてて砂が入っていました。

花器にするため胴体に口をあけた時、種がまだ抜かれていませんでした。

ひょうたんの中身は腐らせて抜くと聞いています。

全体に乾いてその時期を逸すると中身を抜くのが難しいと思います。

9個頂いて8個がマグネットや花器になりました。

後1個ニスが塗られ口が欠けている15センチ位のひゃうたんが残りました。

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花をいける教室NO15

2006-11-04 20:12:17 | アート・文化

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よもぎさんの作品ですが部分です。

ヨシの茶色やカゼクサの紺とも紫ともつかない生花では珍しい色を個性的に生けていました。

カゼクサも穂の出始めのときは白っぽいものもあり秋が深まると色が濃くなります。

ヨシは色も質感の変化もはげしく、穂の出始めはグリーンがかった茶色でサラサラした穂、次は生けてる穂で白っぽい茶、次はフワフワの茶、次はサラサラの濃い茶。

8月頃から2月頃まで穂の表情を楽しめます。

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けやきさんの作品ですが部分です。

ススキににたオギの挿す場所を色々工夫していました。

すぐ下に生かっているセイタカアワダチソウはアッという間に大人っぽい黄色になりました。

質感もどっしりした感じです。

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生けて生まれる美しさNO6

2006-11-03 19:46:36 | アート・文化

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10月27日[お届けのお花」でUPしたアレンジを個展会場で見た人がお茶会で野の花を生けたいからとアレンジの注文をしてくれた友達を介して注文をくださった。

去年はいきそびれたが20年以上通っている埋立地へ行くことにした。

最終目的地は若洲のキャンプ場。

最近は埋立地にもいろんな建物が建ち楽しい野原はほとんど無くなった。

それでも一昨年まではアキグミのなる野原があった。

小さい赤い透き通った実に合えればいいのにと思いながら行ったら私にとってはつまらない公園になっていた。

知る限りでは唯一のドキドキする野原だったのに。

他の場所で今が花盛りのとても香りの良いハルグミの花は採集できた。

冷蔵庫に入れないで店に生けているので店中良い香りがしている。

ミニバイクをいろんな場所に止めながら採集するのでいろんな植物が採集できる。

2メートル以上ある7月頃から咲いているであろうオオケタデが半分折れながらも華やかなピンク色で咲き誇っていた。

折れた部分を持ち帰った。

何度も草刈された後にルトベキアがけなげに咲いていた。

キンエノコロも種も飛び透けた穂になっていたり、シロザの実がほのかに紅葉していたりと、夏草が最後の頑張りを見せていた。

お茶会のお花を選び持ち帰った後、最後の夏草を生けたくなった。

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去年行かなかったら若洲のキャンプ場に風車が悠然と青空に回っていた。

遠い所から見ても近くで見ても楽しい。

アトムの絵が描かれていた。

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23回野草展にむけてNO11

2006-11-02 19:57:48 | アート・文化

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特大ひょうたんを絵付けしていたら、夏帰省した時行った蔦島の海岸で拾った貝に色が入った。

流木の台をつくり花器にしようと思ったが合う流木がない。

どうしょうかと思っていたら、ちょうど良い石がころがっていた。

3年前式根島の大浦海岸で拾ったコーガ石が直径5センチの絵付けした貝が良い具合に収まるようにえぐれていた。

コーガ石は簡単に削れるので少し調整して「石台の貝花器」ができた。

式根島、新島は世界的に珍しいと言われるコーガ石で出来ている島だ。

2000年の噴火で三宅島で野外教室が出来なくなり式根島に場所を変えたときは黒い海岸の三宅島から、ガラス質でキラキラ輝く白い海岸の式根島に驚いた。

もう今年で6回めの式根島教室も終えコーガ石ともかなり遊べるようになった。

式根島では昔コーガ石を一定のサイズに切て家を建てた。

まだ残っている建物をみると嬉しくなる。

蔦島の貝と式根島の石にこういう縁があったのだ。

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23回野草展にむけてNO10

2006-11-01 19:39:06 | アート・文化

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特大ひょうたんの絵付けがトリアエズできました。

いつもかけたもの、曲がったもの、色あせたもの等とすき??のあるものと付き合っていると、完璧なものにかい合うとつかれます。

何度も[ひょうたんに負けた」と絵付けをやめたのですが、どうにか花器に作り上げました。

この花器にどんな花を生けたくなるのか楽しみです。Img_1133

ひょうたんを花器にしたところです。

少し絵付けしているのは、種が抜かれていましたが、もう1個からは種がザクザクでてきました。

このままでは立ってくれないのでアカメガシワの皮で輪を作り立たせました。

種が抜かれていたのには桃の枝で栓をつくりました。

トリアエズ特大ひょうたんの絵付けが終わるとニスが塗られ敬遠していた特大ひょうたんまで絵付けしたくなりました。

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