今日は毎月1日に重要文化財である真鍋家で開かれる切山昌平校塾100回目の日だ。
少し早く出かけたので8時前には着いていた。
私も去年の8月1日より参加なので12回になる。
粗食だと出される当主の真鍋潤さんの手作り料理もハレの日だからとばらずしが作られていた。
完熟の小梅を10日ほどラッキョの酢で漬けたのは初めて食べたがとても美味しかった。
その酢もばらずしの酢として使っているそうだ。
一枚ずつ下から採れてとても便利に使える韓国野菜にのっているのは今頃採れる破竹の味噌和えだ。
いつものように囲炉裏のそばでいただいた。
デザートは採れたてのスモモだ。
純粋な金生言葉でゆったりと語られる講師の篠原晃さんの孔子の言葉の解釈は学問が自分の身につくのは楽しいことだ。
それを語リ会える友達が遠方より来てくれるのもいい。
その身についた学問をわかってくれない人がいても怨まないのが君子だ。
の”怨まない”が難しい。
との話だった。
話が一区切りしたころ四国中央市の市長があわただしく来て30分ほど健康保険が値上がりする話と宮崎県のヒガシコクバル知事も参加していた早稲田大学のサークルで講演した話をして帰った。
まったく違う空気が吹き抜けていった感じだ。
報道関係の人達も来ていて切山昌平校塾が毎月1日に地域の人達が月参りと言って真鍋家に集まり粗食を食べながら先祖を偲び神仏にその月の家内安全を祈願する集まりに学習会を入れたものだと話しているのを聞いた。
どういう集まりかも知らず金生町生活を始めてとても心地よく参加させていただいていたが・・・。
いつもは9時過ぎには解散になるが雑談が長引き真鍋家を後にしたのが11時過ぎだった。
(写真はクリックすると大きくなります)