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グルテンがアレルギー発症機序の主原因、グルテンフリー無くして根本対策なし

2023年09月01日 08時25分42秒 | 健康・医療

 

【ついに誕生】
卵アレルギーがなくなる!?

Financial ダイレクト編集部
ここに2つの卵があります。

出所: Science Portal size

この2つの卵には「ある決定的な違い」があるのですが…何かわかりますか?

ちなみに、味や匂いではありません。





右の卵はスーパーに置いてあるようなフツーの卵。

一方、左の卵は「アレルギーを起こさない卵」 sizeなんです!

実際、今年4月、広島大学とキューピーは、世界初の「アレルギーを起こさない卵」を開発することに成功。

出所: Yahoo!ニュース size

従来の「遺伝子組み換え」とは異なり、彼らが使ったのは「ゲノム編集」 sizeという最新技術。

卵の遺伝子から、アレルギーの原因となる成分のみを狙って切り取ることが可能になったのです。

出所: Nスタ size

この卵は、遺伝子を切り取っただけなので安全

遺伝子組み換えによって、緑色に変色してしまった鮭のような副産物が生まれることはありません。

先ほどの画像のように、見た目はもちろん味もほとんど同じ。

違うのはアレルギーを起こさないことだけといった、夢のような卵なのです。

この卵が発売されたら、多くの人に明るい未来を届けられそうですよね!

実際、消費者庁の調査によると、2022年に食物アレルギーを訴えた人のおよそ33%が卵アレルギーによるもの。

特に、0歳から3歳までの幼児の発症率は高く、50%の幼児が卵アレルギーに苦しめられてきました。

出所: 消費者庁 size

これまで、このアレルギーの原因成分は加熱をしても除去することができず、卵かけご飯はもちろん、クッキーやウインナーといった、あらゆる食品を食べることができなかったのです。

しかも、アレルギーが発症するのは卵製品を食べたときだけではありません。

鶏卵をもとに作られた薬を使うことでも発症。

例えば、

・リフラップなどの軟膏(ぬり薬)
・コンタックなどの咳止め薬
・インフルエンザワクチン



など、身の回りの薬は鶏卵をもとにしたものが多く、それらを満足に摂取することもできないのです。

しかし、これらの悩みもゲノミクスの技術を用いることで解消されるようになるかもしれません。

この技術に対し、遺伝子研究所の責任者であるエリック博士は、「この研究は遺伝子編集の応用への一歩前進を示している。」と評価。

また、現役医師のテスフ博士は、「この卵により、食事の選択肢が劇的に広がり、食に関する不安が軽減される可能性がある」
と発言。

さらに、ゲノム編集が私たちに良い影響を与えるのは卵だけにとどまりません。

・2020年12月。高血圧の予防ができる高GABAトマトが誕生
・2021年4月。食中毒を起こしにくい、毒素の少ないじゃがいもの栽培が可能に
・2021年9月。1.5倍肉厚のタイの育成に成功

ある専門家は2030年までにゲノム食品が私たちの食卓に並ぶと言っています。

ゲノム食品には引き続き目が離すことができませんね。

P.S.

ゲノム食品、これはゲノミクスの一つの応用に過ぎません。

実際、ゲノミクスは2028年には13.7兆円の市場に影響を与えると予測されているんです!
1ドル=145円で計算 size


では、どのような可能性を秘めているのか?具体的にどんな企業に投資すればゲノミクスの成長から恩恵を受けられるのか?

→動画を見る
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