8時、起床。ハムトーストと牛乳の朝食。
午前中から大学へ。今日も真夏の日射しが照り付けている。
昼食は「maruharu」で。本日のサンドウィッチは鮭(と何か)のコロッケだった。
暑いと食欲が低下するが、ちゃんと食べないと暑さに負けてしまう。
ドカンと食べるのではなく、キチンと食べることが大切だ。
アイスカフェラテを飲みながら、しばらく滞在して、授業の準備をする。
5限は講義「日常生活の社会学」。今日のテーマは「名前」。親が子どもの名前を付けるとき、そこにどのような暗黙の規則が働いているのかが中心的な話題だが、途中、道草をして、学生たちにいまの天皇の名前を知ってるか質問した。驚いたことに(あるいは予想どおり)、天皇の「知名度」はきわめて低い。韓国や中国からの留学生がびっくりしていた。これは日本の大学生が無知であるとかではなく(それも多少あるのかもしれないが)、天皇の名前を口に出して言うことがタブーとされてきた歴史と関係している。その人の名前を封印することで、その人の神秘性や権威は高まるのである。身近な例でいえば、家族において、親は子どもの名前を呼び捨てにするが、子どもは親を名前ではなく「お父さん」とか「ママ」とか地位・役割の名前で呼ぶ。という話をしたら、うちでは親を名前で呼びますという女子学生がいた。中学生の頃からだそうだから、反抗期と関連があるのだろう。きっかけはそういうことらしいが、いまでもそれは続いていて、親はうれしそうにしているという。友だち親子というやつだろうか。
10時半ごろまで教務室で仕事をして帰る。蒲田駅前の「富士そば」で遅い夕食をとる。かけうどん+ちくわ天+コロッケ+温泉卵。毎回、ちょっとずつバリエーションを変えてみる。