早朝から外でさかんに雀の声がする。幼鳥だろうか。また落ちこぼれの幼鳥を拾ってしまったら世話が大変なので、様子を見に行ったりはしない。二度寝をして8時、起床。パンとオレンジの生ジャムと牛乳の朝食。
今日も暑い。お昼に妹夫婦が川越からやって来る。出前の鮨、母お手製の煮物が並ぶ。少しビールを飲んだら、途端に眠くなって横になる。一階の和室はクーラーが入っていて、扇風機も回っているので、私には少々涼しすぎる。
妹が私の顔を見てずいぶんと色が黒いという。日本人ではないみたいだという。先週の日曜日、自転車で多摩川に行ったが、そのときに焼けたのだろう。私は日焼けをしやすい体質なのである。しかも、ビールで顔が赤くなっているから、赤黒く見えているはずである。「青白きインテリ」とはほどとおい印象を与えている。
日曜日でも午後に自宅にいることはめったにないので、真夏日の午後の日射しがこんなに厳しいとは知らなかった。西日の入る書斎を逃げ出して、リビングのソファーで扇風機に当たりながら午睡をする。少しのつもりでいたら、一週間の疲れが出たようで、夕方まで眠った。妹夫婦は夕方に帰っていった。
夜、子どもたちは遅いので、妻と外出して、「洋麺屋五右衛門」で食事をし、帰りに駅ビルのくまざわ書店で立ち読みをした。少し前までは、一家でしていた行動だが、みんながそろって夕食をとることもめっきり少なくなった。この夏は北海道にでも行きましょうかと妻が言った。夫婦二人での旅行を最後にしたのはいつのことだろうか。