フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

7月21日(木) 曇りのち晴れ

2011-07-22 11:23:31 | Weblog

  9時、起床。涼しい。高原のような気候だ。今日一日だけのことらしい。ランチョンソーセージとご飯の朝食。

  昼から大学へ。教務室で一仕事してから、「maruharu」に昼食をとりにいく。コーヒーミルクゼリー(食前)、ドライカレーサンド、アイスカフェラテ。「maruharu」は最近営業時間が変わった。水曜日と金曜日は夜9時まで営業するようになった(そのかわり昼休みを入れるようになった)。夜は、ワインやビール、そしてサンドウィッチ以外に酒の肴になるようなメニューを用意しているとのこと。

 

  教務室に戻ってしばらくデスクワーク。
  5限は講義「日常生活の社会学」。1999年のTVドラマ『彼女たちの時代』の初回の一部(私が編集したもの)を映像資料として使ったのだが、DVD化されていない作品で、私が放送当時にビデオテープに録画したものがマスターテープで、かなり劣化が進んでいる。DVD化されないだろうか。名作なんだけどな。いまはない渋谷のブックファーストビルの屋上で、深津絵里演じるOLが、柵から身を乗り出して、路上の人たちに、「羽村深美、26歳、私はここにいます! 気づけバカヤロー」と叫んだ(もちろん誰も気づかない)場面は、都会という舞台の上で、「OL1」としてエキストラのような日々を送っている人間の鬱屈を描いて見事だったと思う。

  9時頃まで教務室でデスクワークをして、帰る。夕食は「ごんべえ」でかつ丼とうどんのセット。ご飯は少な目にしてもらう。「大久保孝治、57歳、私はここにいます」とカツ丼に向かって語りかける。