フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月6日(木) 薄曇り

2013-06-07 02:02:48 | Weblog

  8時半、起床。起きてすぐにパソコンの前に座る。原稿、最終章の最後の節。12時を過ぎたところで、編集者から電話が入る。「はい、あと5分で送ります」と蕎麦屋の出前みたいは返事をして、実際、5分後に書き上げた最終章の原稿を送信する。ね、嘘じゃないでしょ。

  でも、まだ「あとがき」が残っている。それを書くのは夕方になる。自宅を出て、大学へ。

  研究室の窓を覆っていた工事パネルが完全に外された。嬉しい。原稿を書き上げて(まだ「あとがき」が残っているけど)、長いトンネルから抜けたような、そんな心象風景。 


窓から見る風景はエヴァンゲリオン的である。

  3限は大学院の演習。7月末の修士論文中間報告会に向けて、0さんの報告を聴く。

   演習を終えて、Oさんにゲラの校正を手伝ってもらう。

   5限は講義「日常生活の社会学」。

   講義を終えて、同じ時限の演習を終えた坂井先生と研究室でしばしおしゃべり。坂井先生は明日、集中講義で高知へ行くとのこと。私が放送大学の教員だったとき、といってももう20年も前のことだが、集中講義は関東地方に限られていた。泊りがけで出かけたのは群馬(前橋)だけだったように思う。いまは全国に集中講義に出かけているのだ。遠路はるばる大変といえば大変だが、面白そうといえば面白そうだ。

    研究室で「あとがき」の執筆とゲラの校正作業。9時までかかる。ふぅ、終わった。腹ペコである。

    作業を終えて、Oさんと「北京」で夕食。サラリーマンたちで混んでいる。私は天津麺。Oさんはチャーハン。遠慮しないで、五目チャーハンとか、カニチャーハンとかを頼んだらと言ってみたが、Oさんは初めての中華料理屋ではラーメンかチャーハンを注文することにしているのだそうだ。そういえば、先週は初めての「メルシー」でラーメンを注文していた。

  11時、帰宅。原稿を書き終えて、やれやれだが、一息入れる間もなく、博士論文の審査ほか、気の張る仕事が控えている。