フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月27日(木) 晴れ

2013-06-27 23:23:02 | Weblog

  8時、起床。梅雨の晴れ間というよりも、台風一過のような晴天だ。

  ウインナー、トースト、レタス、紅茶の朝食。

  『あまちゃん』、アキの母親がアイドルを目指して東京に出てきたときの話。やっぱり小泉今日子はこの朝ドラの裏の主役だ。古田新太は若いメイクをして、若い頃の荒巻を演じている。若い頃から老け顔だったという設定だが、アキの母親の若い頃を演じる若い女優とのギャップがすごい。


   11時半頃、家を出る。家を出る時間を勘違いしていて、研究室に到着したのが30分遅くなる。研究室のドアの前には数人の学生(ゼミ生)が私の来るのを待っていた。ごめん、ごめん。ゼミのテキストを渡す。

   3限・4限は大学院の演習・研究指導。天気がいいので、「西北の風」で食事とお茶をしながら2時間ほど。でも、2時間いたら冷房で体が冷えた。店を出て、文キャンに戻る途中、強い日差しを浴びて、体の表面が温かくなるが、体の芯の部分に冷たさが残っている。電子レンジで解凍が不十分の冷凍食品のような気分。

  5限は講義「日常生活の社会学」。講義の後に、韓国からの留学生がやってきて、「なぜ日本の若者たちは連帯して社会を変えるための行動をしないのでしょう?」と質問される。

  質問に答えていて、教員ロビーに戻る時間が少し遅くなったが、授業終わりの坂井素思と一緒になったので、そのまま研究室でお茶をしながら、『日常生活の探究』の書店でのイベントンの相談をする。7月下旬に渋谷のジュンク堂書店あたりでということで話が進んでいるようである。

  8時過ぎに帰宅。風呂の前に食事。

  明日までに目を通しておくべき資料がドサッとあるのだが、今夜は疲れているので、早く寝て(といっても11時半頃だが)、早起きをして読むことにする。


6月26日(水) 雨

2013-06-27 07:59:33 | Weblog

  8時、起床。とりあえずブログの更新。

  今日の『あまちゃん』を観る。アメ横女学園のトップに君臨する「マメりん」こと有馬めぐ登場!よりによってアキはマメりんのシャドウ(控え)になる。「あなたが表舞台に立つことはない」という目でアキを一瞥するマメりん。これからのアキの試練を思う。

  10時半に家を出て、大学へ。朝食を食べていなかったので、「maruharu」でホットドックとコーヒー。

  今日は一日雨らしい。しかもだんだん本降りになっていくらしい。

  昼休みの時間、研究室に来たゼミ生たち(3年生)に次に読むゼミのテキストを渡す。保険の外交の人が来るはずだったが、部屋の前まで来て、学生たちがたくさんいるのを見て、授業中だと思って、引き返してしまった(ということを後から知る)。あらま。

  昼食は「たかはし」で刺身(カツオ)定食。

  雨はますます強くなってきた。

  5限は卒研指導。本日のスイーツは、「D-Style TOKYO」のケーキと「メゾン・カイザー」のエクレア。どちらも美味。甘々の組み合わせではなく、パッションフルーツの甘酸っぱさととチョコクリームの上品な甘さ(これまで食べたエクレアの中で一番かもしれない)の組み合わせがよかった。大きさも小ぶりでちょうどいい。

  7時にゼミ2期生のTさんとSさんがやってくる。雨の中、ようこそ。

  研究室で簡単に近況報告を聞いてから、詳しい話は食事をしながらということで、「五郎八」へ行く。 

  生湯葉、薩摩揚げ、鴨のつくね、卵焼き、鶏の唐揚げ、モツ煮込みを最初に注文して、あとはひたすら女子会的トーク。話題の中心は恋バナで、私はもっぱら聞き手であるわけだが、「昼ドラ」のようなストーリー展開に飽きることがなかった。思うに、彼女らは、とくにTさんは、私の60年に及ぶ感情生活の総和以上の経験をこの一年数か月で経験しているのではないかと思われる。したがって私が「師」として語れることは何もないように思うのだが、それでも、あえて言うとすれば、「目を覚ましなさい」ということであろうか。

 

 

 

  〆の蕎麦はあえて食べずに、「カフェ・ゴトー」でケーキとお茶を楽しむ余地を残しておく。雨はすっかり小降りになっていた。

 

   11時、帰宅。明日の講義の準備をしてから、風呂に入る。

   ツイッターのTLを眺めていたら、「名作のタイトルを一文字足すとよくわからなくなる」というタグの遊びが目に入る。面白そうだったので、ツイッターではなく、ここでやってみる。

   『吾輩は猫舌である』 ふうふうしながら食べてね

   『山椒魚太夫』 こんな姿になってしまって

   『夜明け前後』 けっこうアバウト

   『或るる女』 ドーデの原作を有島武雄が翻案

   『ド田舎教師』 なにもそこまでいわなくても

   『最晩年』 恥の上塗り

   『羊羹をめぐる冒険』 「とらや」から出発します

   『桐島も、部活やめるってよ』 最初にやめたのは誰?