フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月15日(土) 晴れ

2013-06-16 02:10:29 | Weblog

  9時、起床。 

   昼から大学へ。一文の社会学専修の卒業生で、句集『さくさくさくらミルフィーユ』の作者でもある紀本直美さんが研究室に遊びに来てくれた。「すず金」で食事をして、「カフェ・ゴトー」でお茶をする。俳句のこと、結婚のこと、仕事のこと・・・いっぱい話をする。楽しかった。考えてみると、彼女が在学中、私は彼女とはそんなに話をしていないのである。たぶん今日一日で話した量の方が彼女と在学中に話した総量よりも多いだろう。私は卒業生とはよく会う方だと思うけれど、思い出話みたいなことは挨拶代わりにちょっとする程度で、話題はもっぱらいまのこと。お互いがいまやっていること、いま関心のあることを語り合う。そうやって、言葉が響き合うと、年下の友人ができたみたいで、とても楽しい。

 
重版が決まったそうである。

  4時半から会議。2時間ほどかかる。

  その後、研究室で、8時頃まで基礎講義のレビューシートに目を通して、返信を書く。 

  夕食は、帰宅の途中で、丸の内オアゾ地下街の「屏南」でタンタン刀削麺。久しぶりで食べたが、やっぱりうまい。

  蒲田に着いて、くまざわ書店で、以下の本を購入。

     丸谷才一『無地のネクタイ』(岩波書店)

     黒田杏子『新版 俳句、はじめてみませんか』(学研)

     上田五千石『決定版 俳句に大事な五つのこと』(角川学芸出版)

  俳句でも作ってみようか梅雨の夜  孝治