8時半、起床。
今週の「ごちそうさん」は「うちの子は普通ではないのではないか」という子育てをめぐるめ以子の悩みが主題のようである。子育てというものをしたことのある者なら誰でも思い当たることのある悩みだろう。身体や健康の面から、性格や振る舞いの面まで、親は自分のこどもがとりあえず普通であること(問題ない)ことを望み、さらには個性的であること(プラスの基準で平均から外れること)を望む。この二つは本来はなかなか両立が難しいのだが、親というものはよくばりなものである。そうしたよくばりな欲求は、「子どもの幸せのため」ということで正当化される。しかし、何が「子どもの幸せ」なのかは本当はわからない。幸福感は本人(子ども)に属しているが、小さな子どもは幸福ということについてまだ考えてはいないからである。親が「子どもの幸せ」と考えているものは、実は、「親の幸せ」の一部である。だから親が「子どもの幸せのため」を言うとき、どうしてもエゴイズムの影が付いて回るのである。
バタートーストと紅茶の朝食。
昼前に家を出て、大学へ。大学は昨日が仕事始めだが、私の仕事(授業)始めは今日である。
昼食は蒲田駅の売店で購入した崎陽軒の赤飯弁当。
3限は選択基礎演習。2グループ(音楽フェスと寺社のフィールドワーク)の報告。
4限は演習「ケーススタディの方法」。乙武洋匡と大島美幸(森三中)の自伝の分析の発表。
雑用を片付けて、寒い研究室(暖房の効きが悪い)を出る。神楽坂で途中下車して、「トンボロ」に寄って行く。昼に来るときは「SKIPA」で食事、夕方に来るときは「トンボロ」でコーヒーというパターンが多い。今年もよろしくお願いしますの挨拶。
「梅花亭」で「いちご摘み」という菓子(ミルクあんにフリーズドライのイチゴをまぶしてすり蜜でコーティング)を買って帰る。今年もよろしくお願いしますの挨拶。
7時、帰宅。甥っ子の亮介が仕事終わりに新年の挨拶に来たので夕食を一緒に食べる。自宅は朝霞で職場は人形町なので、今夜は泊まっていく。