フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月9日(木) 曇り

2014-01-10 01:18:13 | Weblog

   少々気がかりなことがあり、眠りが浅かった。何時に寝て何時に起きたと明確に区切れない感じ。

   結局、私の取り越し苦労で、問題は8時45分に解決した。これは明確に言える(笑)。やれやれ(村上春樹風ではなく)。 

   朝食はとらず、昼前に家を出る。駅に向かう途中で、「そば新」で昼食をとる。定番のちくわ天+コロッケうどん。

     3限は大学院の演習。ついいましがたOさんは修士論文の提出をすませてきた。お疲れ様。今日は今後のスケジュールを確認して早めに終わる。

     戸山キャンパスといえばスロープの脇のメタセコイヤの並木であるが、スロープの他方の脇にも大きな木々があった。

     それが伐採された。近隣との境の塀を内側にセットバックする工事のためである。急に視界が開け、スロープの風景が変わった。

    いずれこれも撤去されるのだろうか、たくさんの切株たちを、写真に残しておこう。

     びっしり詰まった年輪が彼らがキャンパスで生きてきた時間の長さを物語る。一番太い切株。18歳、新入生だった私をこの木は知っている。

       「疲れたときに、余白に、ふっとおもいだすままにいくつかの言葉を書く。その言葉を書いてみたくなって書く言葉。「樹」という言葉は、わたしにはそんな一つの言葉だ。・・・(中略)・・・「樹」という言葉は、ただの一語にすぎない。ただ一語にすぎないのだけれども、しかしわたしは、そのただ一語を書くだけで、明るい日射しのしたの、おおきな樹のしたの、おおきな影のなかに、はいることができる。たとえ、どんな深夜にも。」(長田弘『風のある生活』、7頁)

 

 

 

 

    「maruharu」へ行って、パイナップルとココナツのケーキをテイクアウトして、研究室でティータイム。    

     6時に大学を出て、7時に帰宅。今日も寒い一日だった。風呂から出て、夕食。ポークソテー、蛸のサラダ、卵と椎茸のスープ、ごはん。