6時半、起床。
カレーライスとサラダ(トマト、レタス)の朝食。
9時半に家を出て、大学へ。
10時半から学会の機関誌の編集委員会。
会議を終えて、教員ロビーに行き、研究室のカギを借りる。家を出るとき見当たらなかったので、そのまま来たのである。
メールボックスに紙袋が入っていて(常数先生からだ)、中に一冊のコミックが入っていた。
柏木ハルコ『健康で文化的な最低限の生活』。福祉事務所生活課に配属された新米の地方公務員が主人公の物語である。ビックコミックに連載中とのこと。常数先生が取材に協力されたらしい。私のゼミの卒業生にもいま同じ仕事をしている人がいる。
12時半に卒業生(論系ゼミ3期生)のHさんが来る。
婚活サイトを運営する部署に変ったとかで、社内の関連個所の調整に明け暮れる毎日とのこと。
私生活の方では6月末に引っ越しをするなど、大きな変化の目白押しのこの数か月だったようだ。
Hさんは研究室を訪問するとき、私に話すテーマをあらかじめ考えてくるのだが、今回は仕事面で2つ、私生活で2つ、合計4つのテーマがありますと事前にメールで予告されていた。
研究室で仕事面の2つと、プライベートの1つについて話を聞いて、最後の1つは場所を替えて聞くことにした。
「SKIPA」に食事に行く。Hさんと「SKIPA」に行くのは今回で3度目。卒業後に会うこと自体が3度目だから毎回行っていることになる。彼女は食事の志向がヘルシーなのである。
二人とも定食を注文。メインの惣菜は鶏肉団子のカレースープ煮。
食事をしながら4つ目のテーマについて話を聞く。あっ、そうなの!
Hさんの話を受けて、私がホームズの社会的再適応評価尺度について説明しているところに、仕事終わりでかけつけたNさんがやってきた。二人はゼミの同期で、二人で合う相談をしていたらしいが、なかなかスケジュールが合わず、ならば今回合流すればという話になったのである。
昼食がまだのNさんが定食を注文し、私はプリンを追加注文した。
私はNさんとは先月会ったばかりだなので、「とくに新しい話題はないよね?」と聞いたところ、思わぬ発言があってびっくりした。前回話そうと思えば話せたのであるが、まだ時期尚早と思って、話さなかったらしい。それを今回話したのはHさんの話に触発されたのだろう。こうした出来事というのは往々にして連鎖反応を生むものである。
これから大学に戻ってゼミ論指導がある私はここで失礼する。あとは女同士のトークをじっくりと。
3時半から教員ロビー(別室)でKさんのゼミ論指導。研究室ではこの時間、3年生のAさんとMさんコンビがインタビュー調査をしているのである。
Kさんは3週間に渡る教育実習を終えたばかり。これからゼミ論執筆に拍車をかけてください。
6時半、帰宅。
夕食は豚肉の味噌漬けのソテー。
デザートはバームクーヘンの一口。