フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月2日(火) 晴れ

2014-12-06 00:57:37 | Weblog

8時半、起床。

旅行に出かけるときは11月だったが、帰ってきたら12月になっていた。

昨夜のおでんの残りを土鍋で温めるときに生卵を入れて半熟卵にした朝食。

母親を近所の整形外科に連れて行くのに車椅子が必要なので、社会福祉協議会の支所に借りに行く。

昨日までの箱根とは一転した晴天である。

運よくというか、すぐに借り出させる車椅子が一台だけあった(もっとたくさんあるのかと思っていた!)。 手続きは至極簡単なものだった。最長2か月貸してもらえるとのことなので、2か月借りることにした。 車椅子を使うのは父親のとき以来である。

さっそっく母を近所の整形外科に連れて行く。腰の圧迫骨折というのは聞いていたが、母の説明は要領を得ないものだったので、改めて私が医師から詳しい説明を聞いた。第四腰椎の圧迫骨折で、寝る前はなんともなく、朝起きると痛みがひどかったというから、寝ている間に何らかの力が働いて起こったらしい。くしゃみをしても起こることがあるという。レントゲンを見ながら話を聞いたが、幸い、ひどい形(楔形)にはつぶれておらず、均等に浅くプレスされた感じで、圧迫骨折としては軽度のものらしい。もちろん本人は痛いわけだが、痛い痛いと言いながらも一応は自分で立って歩けるのが軽度である証拠である。つぶれたところが元に戻るわけではないが、神経が修復されて痛みの症状がほぼなくなるのに一ヶ月ほどかかるという。とくに圧迫骨折が起こって間もない段階では、鎮痛剤等は気休め程度の効き目しかないそうだ。本人は痛み止めの注射を毎日売ってもらえば早く直ると勘違いしているみたいだったので、痛み止めの注射は怪我そのものを直すわけではありませんよと、医者と私の二人がかりで言ってきかせて、母も納得したみたいだったが、がっかりもしていた。

医院の待合室には近所の知り合いの人たち(みんな高齢者だ)が何人かいて、「大久保さん、どうしたの?」と聞いている。母は悲劇の主人公みたいに自分の置かれた状況を説明している。足は痛みで思うように動かないが、口はなめらかである。

昼食はチャーハン。

今日は私も外に出かける用事はないので、午後はずっと家にいたが、けっこう頻繁に玄関のチャイムが鳴る。近所の人、宅配便の人、ヤクルトの人、などなど・・・。これにいちいち母が玄関に出て対応していたら大変だろう。できるだけ誰かが家にいる状態にしておかないといけない。

夕食は春雨と牛肉とニンニクの茎の炒め物。

デザートはいただきもののラフランスとりんご。

ラフランスは妻の知り合いからだが、りんごは弘前の高瀬君から届いたものである。