8時半、起床。
今日もよく晴れている。木洩れ日がまぶしい。
仕事(今日は日本橋三越で講習会だ)に出かける前の妻が書斎のパソコンで何かをチェックしている。書斎にはパソコンが2台あって、1台は妻用である。妻がパソコンを使っているときは私とは向かい合う形になるので、あれこれの会話を交わす。「今日が本当の結婚記念日なのね・・・」と妻がつぶやいた。うん? 妻の誕生日および結婚記念日のお祝いは旅行中にすませたつもりであるが、それはそれ、これはこれ、ということのようである。
ハンバーグ、目玉焼き、トースト、サラダ(炒り卵、トマト、レタス)、マンゴージャム、紅茶の朝食。パンはもう一枚食べた。昼食を兼ねているので、しっかり食べた。
新聞に衆議院銀選挙公示が出ている。世の中の関心とは別のところで、私が注目しているのは、何と言っても、広島7区に私のゼミの卒業生が出馬していることである。村田享子(31)、民主党新人、元参議院議員秘書である。論系ゼミの一期生であるが、彼女は東大(法学部)を卒業してから文化構想学部の3年生に編入試験を受けて学士入学し、私のゼミの一員になった。卒業後は参議院議員の秘書になったが、まさか国政に打って出るとは予想していなかった。聡明だがのんびりしたキャラクターで、私は彼女に「アフタヌーン享子」というニックネームをつけたほどある。午後のまどろみという雰囲気を漂わせていたからである。卒業後も何度か会っていて、安倍首相が衆議院の解散を宣言した後に、彼女に、「衆議院の解散は参議院議員の秘書のあなたの生活にも影響がありますか? それほど忙しくなければ年を越す前にアフタヌーンティーでもしましょうか?」とメールをしたところ、「衆議院解散の影響は私を直撃し、なんと広島7区から立候補することになりました!!」と返信があって、びっくりしたものである。その前日に決まったらしい。東京に戻るのは12月下旬になるが、そうしたらアフタヌーンティーをしましょうと約束をした。
午後、母を車椅子に乗せて、東急プラザに買い物に行く。母のお歳暮の注文に付き合うためである。最初、私一人で行ってすませるつもりでいたが、母が「私も一緒に行く」というので、まあ、よい天気だから、散歩がてらということで連れて行ったのだが、小さい車椅子とはいえ、私が車椅子の扱いが久しぶりのせいで、舗道の段差や、エレベーターの乗り降りや、催事会場の移動には少々手こずった。
夕方、妻が帰って来る前に、結婚記念日のプレゼントを買いに出る。
花よりチョコレート。花は花瓶に飾っておくと飼い猫のはるが触って倒してしまうのである。
それと林フルーツであまおうを購入。こういうときでもないと自宅用には買わないイチゴである。
夕食はもつ鍋。
チョコレートとイチゴをプレゼントすると、「あら、結婚記念日のお祝いは旅行中にすませたのに・・・」という。「だって、今日の朝、書斎で、今日が本当の結婚記念日ねとつぶやいてたでしょ」と言うと、「あら、そんなことを言ったかしら。覚えてないわ」とのたまった。そ、そんな・・・。
デザートはそのあまおう。1人2粒である。ダロワイヨのマカロンと同じクラスの扱いである。
今日の講習会のとき、私のブログの読者である生徒さんの一人(ラブラブ香代子さんである)から、誕生日および結婚記日のお祝いですとリースをいただいたそうだ。「お花にしようかとも思ったんですが、ご主人からのプレゼントとかぶるといけないと思って」とのこと。いえ、いえ、かぶりませんから。ありがとうございました。