フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月11日(木) 雨のち曇り

2014-12-12 01:25:01 | Weblog

6時、起床。

2年生の論系進級希望の一次集計結果が出た。

 多元文化論系 37

 複合文化論系 157

 表象・メディア論系 260

 文芸・ジャーナリズム論系 164

 現代人間論系 185

 社会構築論 126

定員は各論系とは157名である。表象・メディア論系はかなりの倍率となった。希望の変更は一度だけできるので、これからが悩ましいところだろう。

マフィン、サラダ(炒り卵、ハム、トマト、ベビーリーフ)、紅茶の朝食。

Kさんからお送りいただいた広島菜の漬物がようやく届いた。「ようやく」と言ったのは、Kさんが発送されたのは12月3日で、昨日、「広島菜をお送りしたのですが、届きましたか?」というメールをいただいたのである。まだですと返信をすると、宅配の業者に問い合わせたところ、一度届けたのだが、不在で、11日に届けてほしいと指定されたという説明だった。しかし、私の家の誰も不在配達通知を見ておらず、したがって誰も11日に再配達の指定の連絡などしていない。仮に再配達を指定するにしても、当日の夜、あるいは翌日を指定しそうなもので、毎日誰かは家にいるのにわざわざ一週間も先を指定するだろうか(しかも商品は要冷蔵の食品である)。今日の昼に配達があったので、いつ来て不在だったのですかと尋ねたら、そのいつもの担当の方は、いえ、今日初めてうかがったのです、不在配達はしていませんと答えた。一体、どういうことなのであろうか? ところが2時間ほどしてから、その人がまたやってきて、明日新品を配達に来ますといって先ほどの品を回収していった。そういう指示が出たのだそうである。ますますわからない。何かの手違いで、発送した品物がどこかで滞り、Kさんからの問い合わせでそのことに気づき、あわててその場しのぎのいいかげんなウソを言った人がいたのだろう。お歳暮シーズンでミスも起こりやすくなっているのであろうが、ミスはしかたないとして、嘘はいけません。人や組織の質は、ミスをしたときの対処の仕方でわかるものである。

昼食は残り物の冷や飯をチンして、鮭フレークをかけて、鮭ご飯にして食べた。

『深夜食堂』第8話「きんぴらごぼう」を録画で観る。今シーズン屈指の傑作だと思う。つみきみほを久しぶりでTVで観た。彼女は市川市の出身で、デビューして間もない頃(彼女はまだ高校生だった)、東西線の車内で一緒になったことがある。当時から存在感のあるタレントだったが、結婚・子育てでしばらく活動を休止していた時期があって、数年前から活動を再開したようである。ドラマの中で、教え子のヤクザから恋心を告白されて、「こんなおばああちゃんでいいの?」と言い返すシーンがあったが、「おばあちゃん」はないだろう。ドラマの中の年齢設定はわからないが、つみきみほは43歳である。存在感のある女優になった。

夕方、妻が仕事から帰宅したので、私は息抜きに出て(宅配業者などが来るので、母を一人置いていくわけには行かないのだ)、「まやんち」へ行く。 

今日は雨の一日だったので、お客さんも少なかったようである。

林檎のアップサイドダウンケーキとクリスマスティーを注文する。

壁に掛けられた絵が遠目には羊に見えたのだが(来年の干支だから)、近づいて見たら猪だった。よく見ると、レジの台の上の小物入れも猪である。これは何か意味があるのですかと店主のまゆみさんに尋ねたら、「まやんち」を開店したのが亥の年(2007年)だったので、初心忘るべからずということで飾っているのですとのことだった。今年が8年目なのですね。

駅ビル東館の「くまざわ書店」で、壇蜜『壇蜜日記』(文春文庫)を購入。先日、ツイッターで糸井重里が「必読」と言っていた本である。たぶんそのせいだろう、アマゾンで注文しようとしたら、一時的に品切れ状態になっていた。レジに持っていたら、女性の店員さんだったが、「カヴァーはいかがいたしますか?」といつもなら聞くのに、何も言わずにカバーをかけた。

値上げ宣言で世間の注目を集めている「吉野家」に寄って牛丼(並み)弁当を1つ買って帰る。母への土産である(母の好物なのだ)。昨日はタッチの差で母がすでに夕食を食べてしまったので、今日は出かける前に「牛丼弁当を買って帰りますからね」と言っておいた。

母はそういうわけで牛丼の夕食だが、われわれは豚しゃぶである。

我が家では豚しゃぶは白菜を入れる(ほうれん草の家もあるようであるが、それは常夜鍋と呼ばれることが多いようである)。

豚しゃぶのいいところは、安くて、美味しいことである。

明日から3年生のゼミ合宿で鴨川セミナーハウスへ行く。その間のブログの更新はありません。