フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月15日(土) 雨

2019-06-17 16:26:36 | Weblog

7時、起床。午前中から重要な会合があるので、寝坊しないようにと思っていると早く目が覚めた。

トースト、サラダ(+ハムステーキ)、牛乳、紅茶の朝食。

8時半に家を出て、大学へ。 

 9時50分から始まった会合は午後1時半までかかった。 

会議を終えて、ランチを食べに出る。「たかはし」が休みだったので、道路を挟んで近くの「キッチン南海」に入る。前回は入ったのがいつだったか思いさせないくらい久しぶりである。学生街の昔からある洋食屋さんということで、「ボリューム満点」というイメージがあり、カロリーが気になる私は(ホントか?)近寄らないでいたのである。しかし、外から店内を見ると、年配の男性客や若い女性客の姿も見え、彼らが大丈夫ならと入ることにしたのである。 

 組み合わせのバリエーションが豊富なメニュー。 

人気メニューNo.1というチキンカツ+生姜焼き(740円)を注文。カウンターの中の人に注文を言おうとしたら「食券機でおねがします」と言われる。たしかに入口を入って横に食券機がある。気づかなかった。 

待つことしばし。注文したチキンカツ+生姜焼き定食をカウンター越しにシェフから渡される。 シェフは昔からずっと同じ方とお見受けするが、たぶん私よりも年配である。

 チキンカツと生姜焼きを一緒に食べるのは初めての経験。合うのかと問われれば、微妙である。チキンカツだけもよかったかもしれない。揚げたてが美味しいい。

ミニカレールー(100円)というのがメニューにあったので、追加で注文する。ライスにかけて食べると、あっ、美味しい。次回は最初からチキンカツカレー(680円)かポークカツカレー(700円)にしてみよう。 

どこかで食後のコーヒーを飲むことも考えたが、鯛焼きを買って、研究室でお茶を淹れようと考え直す。 

パソコンに向かいながら鯛焼きでお茶をする。 

雑用を片付けて、恵比寿ガーデンプレイスへ。 

東京都写真美術館に行く。 

入口に置かれた傘立て。鍵が抜かれているのに傘がないものが多い。係の人に聞いたら、鍵を持って行ってしまう人がいるのだという。それって鍵を盗むってことですよね。そこを自分専用の傘立てにしようとでもいうのかしら?

3つの展示会、宮本隆司「いまだ見えざるところ」、コレクション展「イメージを読む~場所をめぐる4つの物語」、「世界報道写真展2019」を観て回る。

宮本隆司「いまだ見えざるところ」にはちょうど写真家本人がフロアーレクチャーを始めるところだった。グッドタイミングと思って付いて回ろうと思ったのだが、ペースがあまりにゆっくりで、この調子だと他の展示会を観る時間がなくなりそうだったので、 群れを離れて一人で観て回った。おかげで誰もいない(みんな写真家さんを取り囲んでいる)空間でゆったりと観ることができた。→こちら

コレクション展「イメージを読む~場所をめぐる4つの物語」は、ユージン・スミス 「カントリー・ドクター」、奈良原一高「人間の土地 緑なき島ー軍艦島」、内藤正俊「出羽三山」、山崎博「10 POINTS HELIOGRAPHY 」の4セクションで構成される。いずれも別の展示会で観たことのある作品だが、傑作ぞろいで、楽しめた。→こちら

山崎博のセクションのみ写真撮影がOKだった。

 世界報道写真展」は毎年この時期にここで観ている。 「報道写真」は訴えかける力がストレートで、会場を一周回るといつもクタクタになる。→こちら

 

 館内のカフェで一服していく。 閉店まで30分を切っていて、客は私だけだった。

 

クリームパンとレモネード。 

クリームパンはスイーツ的な要素を多分にもっていて、こうした場所で食べるのに相応しい。 

レモネードのストローが太いのに驚いた。タピオカ仕様ではあるまいか。ちょっと吸っただけでたくさん入ってくる。 

甘味と酸味を補充して大分元気が回復した。恵比寿タワービルの38階に上ってみようという気持ちになる。

 

雨で視界が悪い。 

 雨に煙る東京をしばらく眺めていた。

電車が行ったばかりの恵比寿駅のホームで。 

六月の自販機淡く灯りおり たかじ

6時半、帰宅。

夕食は焼鳥(手羽)、 

とろろ汁、 

サヤエンドウの玉子とじ、 

味噌汁、ご飯。 

デザートはオレンジ。 

2時、就寝。