フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月29日(土) 雨のち曇り

2019-06-30 15:08:20 | Weblog

 

9時半、起床。

寝坊したので、朝食は抜き。

昨夜の一件は解決したようである。よかった。

11時半に蒲田駅で卒業生のミフミさん、モモコさん、ハユさん(論系ゼミ9期生)と待ち合わせる。雨が少し降っているが、歩くのにはさしつかえない程度の雨なので、歩いて「HITONAMI」へ。途中、スーパーの前で近所の方に「大久保先生」と挨拶される。それを見てモモコさんが「先生はご近所の方から大久保先生と呼ばれているんですか?」と聞いた。「一部の人からはね。先ほどの方は、私が大学院生の頃、当時小学生だった息子さんの家庭教師をしていたんです」。「ああ、それで」とモモコさんが納得したように言った。

ゆるい(さびれた、ともいう)商店街をスナップ写真を撮りながら歩く。モモコさんを煙草屋の前で。

 ミフミさんは郵便局の前で。

そしてハユさんは中華料理店の前で。以後、彼女は「北京の女」と呼ばれることになった。 

予約している12時ちょうどに「HITONAMI」に到着。

 梅ソーダ(3人は梅ジュース)で喉を潤す。

それぞれの組み合わせでランチを注文。 

私はブリの生姜焼きにペンネ、切り干し大根、コロッケ。 

食事をしながら卒業後3ヶ月のそれぞれの近況報告。ミフミさんは広告代理店、モモコさんは銀座4丁目にある老舗のセレクトショップ、 ハユさんは新聞社で働いている。ミフミさんは土日休みだが、モモコさんとハユさんは二三日働いて休みという不規則な休日で、労働時間も記事の校閲の仕事をしているハユさんは午後からの出社で午前2時ごろまで(帰りはタクシー)という特殊なパターンだ。その3人が今日そろって来られたというのは奇跡的な確率かもしれない。

写真を撮っていただいたクドウさんにも入っていただいて。 

われわれが食事をしている最中、雷がなったりして、雨が強くなった。しばらく様子を見て、雨がやわらいだところで店を出て、本門寺へ。 

 

三人一緒の写真と個別の写真。それぞれに撮りましょう。 

一番写真は苦手というモモコさん。棒立ちだったので、手を振ってもらう。

ハユさんは傘を小道具にして、手ぶらよりも何かの拠り所が合った方がポーズが安定する。

ミフミさんは「メリーポピンズ」をイメージしてもらって。

 

大きな木に寄り添ってもらって。

「大きな木」の効果でみんなだいぶ表情が柔らかくなりましたね。 

 雨に濡れた緑を背景に。 

それぞれの個性が出ましたね。

さあ、次のスポットに移動しましょう。 

噴水池をバックに。 

  

みんなすっかりポートレイト・モードになってますね。 

子ども広場で「集合」写真(3枚組)。

集合しました。

子どものいない雨上がりの子ども広場でした。 

お参りをして帰りましょう。  

頭がよくなりますように(だと思う)。

階段(此経難持坂)の上で。 

階段の下で。 

ちょっとジャンプしてみる。(ワンテイクでOK) 

池上駅を向かう本門寺通り商店街になるピザとお酒の店「自由雲」(ジュン、と読む)。 

入口のドアの貼紙。

そう、「雨の日は楽しい」のだ。

大きな二台のクレーンは改修工事中の池上駅。 

たぶん線路自体はいじらず、上に新しい駅ビルがかぶさる形なので来年には完成する。 

3時に「スリック」を予約してある。ただいまの時刻は2時45分。ピッタリ間に合いますね。  

「スリック」に着いてメニューを見る前に私のドリンクの注文は決まっていた。グレープフルーツのセパレートティーである。

3人はそれぞれ注文するシフォンケーキに合わせてマダムに相談して紅茶の種類を決めた。  

私とハユさんは紅茶のシフォンケーキ。彼女は紅茶はティーダスト(ニューヒルバード)。 

ミフミさんは瀬戸内レモンのシフォンケーキ。紅茶はアールグレイ(ラッフルズ)。 

モモコさんは桃とカルピスのシフォンケーキ。紅茶はアフタヌーンティー(ラッフルズ)。 

3人のうちミフミさんはカフェ愛好家だ。ただ、私と違って、特定の店に足しげく通うのではなく、評判のお店をネットなどでリサーチして方々のカフェに出かけるタイプ。今日、蒲田にやってくるときも、ネットで調べて、「シビタス」と「チェリー」(どちらもホットケーキが有名) のことを知っていた(私は「チェリー」はまだ行ったことがない)。

モモコさんが「なじみのお店はどやって作るのですか」と質問した。簡単なことですよ。街を歩いていて気になるお店があったら入ってみる。人から勧められてお店に行ってみる。そして気に入ったら繰り返し通う(頻度はお店の種類や場所によって異なるが、カフェなら週に一度は行きたい)。そのうちお店の人から「いつもありがとうございます」と言われるでしょう(相互認知の成立)。そしたらそこは「なじみの店」です。 お店の人や常連客との会話も自然にできるようになるでしょう。

 「スリック」には2時間ほど滞在した。

店を出る前に外のテーブルのところ(スタジオ・スリックと呼んでいる)で本日最後のポートレイトを撮る。

 

 

マダムにも入ってもらって。 

 ミフミさんとハユさんをJR蒲田駅の改札に見送る。モモコさんは京急蒲田駅から帰った。ミフミさんとハユさんは明日も休日だが、モモコさんは明日は出勤である(彼女には連休というものがないのだ)。また、会いましょう。みなさんお元気で。

夕食は青椒肉絲、シューマイ(写真は2人前)。

2人前といっても半々に食べる訳ではない。私の方が6:4、場合によっては7;3くらいだ。なので総量が多いときは、どうしても食べ過ぎになってします。「多かったら残して」と妻は言うが、私は子どもの頃から出されたものを残すことに抵抗があるので、多少多くても食べてしまう習性があるのだ。

 

 

デザートは桃。初物である。熟成してとも甘い。 

卒業生のサオリさん(論系ゼミ1期生)からお子さんの写真が送られてきた。6月初旬が予定日であったが、だいぶ遅れて13日に出産されたそうである。難産であったようで(少なくとも本人が想像していた以上に長時間だった)、くたくたになっているようである。娘さんの名前は結月(ゆずき)ちゃん。綺麗な名前である。

夕食を食べ過ぎたので、走りに出ようかと思ったが、雨が降っていたので断念する。

3時、就寝。