フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

8月12日(月) 晴れ

2019-08-13 12:58:21 | Weblog

9時、起床。

ロールパン、ハンバーグ&目玉焼き、サラダ、牛乳、紅茶の朝食兼昼食(起床から2時間くらしてからの食事である)。

今日の『なつぞら』。咲太郎と「川村屋」のマダム光子が結婚することになった。このところの『なつぞら』は結婚ラッシュである。1960年代の生涯未婚率は男女とも5%未満であったから、未婚の登場人物が次々に結婚していくこと自体は不思議ではないのだが、主役のなつを初めとして遅めの結婚が多いのが特徴である(光子は40歳である)。たとえ晩婚であっても、結婚はよいもの、結婚=幸福という等式が確固たるものとして存在していた時代の物語である。こうなってくると、独身の登場人物の行く末がいよいよ気になってしまう。柴田牧場の菊介、「風車」の亜矢美、「赤い星座」の蘭子らである。女性2人は光子よりもさらに年長だが、戦争で死んだ恋人の面影を胸に生きていくのであろうか。これもまた古風な物語である。

夕方、散歩に出る。昨日、読書をした近所の専門学校の広場にはポケモンをするために人がたくさん集まっている。 

駅前広場ではマジシャンらしき人物が兄弟らしき子供たちを前にパフォーマンスをしている。 

東急の駅ビルの屋上(かまた園)に上ってみる。夜になると(午後6時から)ここはビアホールになる。 

蒲田名物「幸せの観覧車」。 

時刻は5時半。あと1時間ほどで日没である。夏至の頃より30分早くなっている。 

東急の「くまざわ書店」で、本と雑誌を購入。

 『吉行淳之介ベスト・エッセイ』(荻原魚雷編:ちくま文庫)

昨日、沢木耕太郎『作家との遭遇 全作家論』(新潮社)を読んでいたら、吉行淳之介が読みたくなったのだ。しかし、彼の本を文庫で探すのは大変だ。目録にはあるのだが、書店に並んでいないのだ。

 『文學界』9月号(文藝春秋)

お目当ては、村上春樹のロングインタビューと、今村夏子の特別エッセイ「むらさきのスカートの女と、私」。 

東急の花屋で仏花と、パン屋で朝食用のパンを買って帰る。 

夕食は餃子。お盆休みで名古屋から息子が帰ってきているのだ。 

上の写真が一人前だが、息子は1.5人前を食べる。妻は餃子好きの息子のためにせっせと餃子を焼く。

 

食後に、一昨日ミサさんからいただいた最中を食べる。大倉山の和菓子屋のもので、彼女は先月、西小山から大倉山に引っ越したのである。

 

 2時45分、就寝。