フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月14日(火) 小雨のち晴れ

2021-12-15 16:58:47 | Weblog

9時15分、起床。

トースト、オムレツ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

本日の『カムカムエブリバディ』。昨日から一年が過ぎた。野球見物ができるまでに回復したと思われた義母が亡くなった(ナレーションで語られた)。父親のときもそうだったが、立ち直ったと思った矢先の死には唖然とせざるをえない。進駐軍の撤収が徐々に進む。

昨日のブログを書いてアップする。

今日の演習の発表者のレポートに目を通す。

2時過ぎに家を出る。小雨が降っていて、とても寒いが、西の方から青空がのぞき始めている。

電車に乗る前に「ホンズ・キッチン」に寄る。

鶏肉入りのフォーを注文。

最初気づかなかったが、ホンさんの奥様のまゆみさんが反対側のカウンターで食事をされていた。「今日は会社はお休みですか?」と聞いたら、今度転職をすることになり、いまの会社は12月いっぱいは残っている有休を使い、1月から新しい会社に勤め始めるのだという。つまり丸々一カ月の休暇である。友人たちと会ったり、一人で旅行をしたりしているという。まさに「大人の冬休み」。ちなみに会社は新旧とも製薬関係で、いま、業界はコロナのせいで売り手市場(人材不足)なのだそうである。

買い物に出ていたホンさんが戻って来た。「けっこう時間がかかったわね。コーヒーでも飲んでたんでしょ?」と奥様が言った。口ごもるホンさん(笑)。いいじゃないですか、休暇もなく働きづめなんですから。

厨房にいるのは店員のクウさん。最初お見かけした時は学生アルバイトかと思ったが、ベトナムの方で、小さなお子さんが2人いらっしゃると知って驚いた。先日も地元のケーブルテレビが取材にきたときにクウさんのことをホンさん夫妻の娘だと勘違いしたそうだ。今日は「ホンズ・キッチン」で「ホンズ・ファミリー」と会えた。

店を出たときは雨は上がっていた。

早稲田に着いて、馬場下の交差点でおやつの鯛焼きを買う。

さらに青空が広がっている。

研究室で鯛焼きを食べながら雑用を片付ける。

5限(4時半から6時)は演習「現代人と社交」。今回の報告は以下の4件。

 『おらおらでひとでいぐも』にみる孤独

 「幸せなひとりぼっち」とは何か

 映画『オデッセイ』に見る孤独との向き合い方

 アニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』に描かれている孤独

今回取り上げられた作品は小説1、映画2、アニメ1.やはり作品に対する思い入れの強さは発表の聴きごたえに反映する。ただし、思い入れが強いと作品との間に適切な(クールな分析のために必要な)距離をとることを難しくなりがちであるので、分析が独りよがりにならないために、分析に使う概念や理論枠組みが明示されることが大切である。それは、社会学的なものでも、心理学的なものでも、その他の分野のものでもよいのだが、それを実際に用いた分析例・研究例(本や論文)に学ぶことである。ゼミ論や卒論では「既存の研究のレビュー」が重要だが、そういうことである。

7時過ぎに帰宅。

夕食は豚しゃぶ。豚肉、白菜、シメジが入っている。ポン酢で食べる。我が家では白菜だが、ほうれん草の家もあるだろう(その場合は「常夜鍋」という名称が使われるようである)。

豚肉はバラ肉とロース肉。バラ肉が普通だが、妻はロース肉を好む。

食事をしながら『ラジエーションハウス2』最終回(録画)を観る。最終回週間に入ってきたが、どのドラマも録画で観ているので、ツイッターなどには気をつけねば。

オンデマンド講義「ライフストーリーの社会学」の第12回の教材一式をMoodleにアップする。公開は木曜日から。年内はこれが最後だ。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。*就寝前に「事件」発生。リビングの床にマスクが落ちていて片方の紐がちぎれている。チャイがちぎって(これは間違いない)、食べてしまったのかもしれない(それは定かでない)。後者だとすると、明日、ペット病院で診てもらわなくてはならないだろう。