フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月17日(金) 雨のち晴れ

2021-12-18 11:08:46 | Weblog

8時半、起床。

トースト(はちみつ&オリーブオイル)、オムレツ、サラダ、牛乳、コーヒーの朝食。

本日の『カムカムエブリバディ』。勇が雪衣に昨日のこと(彼女を厳しく叱責したこと)を詫びる。雪衣は勇の安子への思いを理解し、励ます。算太はチャップリンの物まねをしながら雪衣に花を差し出し、雪衣はそれを笑顔で受け取る。あら、これで、一件落着ですか。もしかして算太と雪衣が接近することになるのかしら。それも悪くない。

勇が安子にプロポーズする。「はい」とはならないだろう。勇のプロポーズを断った以上、雉真の家にはいられまい。しかし、るいを連れていくことは許されないだろう。引き裂かれる母と子。同じ町にも住みにくとなると、再び大阪へ脱出することになるのだろうか。大阪にはロバートがいるが・・・。

『あさイチ』には上白石萌音がゲスト出演していたが、国会中継があるのでロングインタビューというわけにはいかないのが残念。彼女の出番(安子篇)は来週(1952-1962)で終わるのだろう。

卒業研究の指導をしている2名の学生に連絡を取り、卒業研究論文を提出したことを確認する。

昨日のブログを書いてアップする。

「書斎にいちゃダメですか?!」

2時を回った頃に家を出る。今日はゼミがある(4年生はゼミ論の提出日である)。

電車に乗る前に「プリミエールカフェ」で昼食をとる。

明太子と青じそのスパゲティのセットを注文。

「パンの質があがりました」とマスター。「コーヒーに浸さないで食べて下さい」。いえ、バタートーストをコーヒーに浸して食べることは私の好みで、パンの質とは関係ないのです。ドーナツをコーヒー(やホットミルク)に浸して食べるのを「ダンク・イン・ドーナツ」といいますが、あれと同じです。美味しいんですよ。日本人もごはんにお茶をかけて食べますよね。

海苔の風味が青じそより勝ってますね(笑)。

どこのカフェでもワンオーダーで長時間滞在する客は困った客である。昨日「スリック」のマダムからも聞いたし、今日「プリミエールカフェ」のマスターからも聞いた。「プリミエールカフェ」のマスターご夫妻が「カフェドコバ」で働いていたときは2時間を越えた客にはウェイトレスが追加注文のお願いをしていたそうだが、「スリック」も「プリミエールカフェ」にもアルバイトの店員はいないから、マダムやマスターをそれをすることになると、店の雰囲気が悪くなるだろうと考えて、しかたなく黙認ということになる。どちらの店にもテーブルの上に「お願い」が書かれているのだが、通じない客には通じないのである。

今回の滞在時間は40分。優等生である。

早稲田に着いて、馬場下の交差点。向かいの穴八幡神社が間もなく(冬至の日から)「一陽来復」のお守りを求める人たちで賑わうことになる。

人影のないスロープは寒々としている。

研究室のある第二研究棟の横に郵便の集配車が停まっている。黄葉した銀杏と赤い集配車の取り合わせがきれいだ。

5限は3年ゼミ。進行中のインタビュー調査の途中経過の報告。昨年度はライフストーリー・インタビュー調査はできなかった。今年度はショートバージョン(1時間程度)のインタビュー調査を試みている。対面でするか、オンラインでするかは対象者と調査員(学生)が相談して決めている。時間がかからないため、ケース数を多くできるというメリットはある。

5限と6限の間の休み時間(3年生と4年生の入れ替え)に教員ロビーの自販機でココアを買う。ホットにするつもりが間違ってアイスにしてしまった。

6限は4年ゼミ。プリントアウトしたゼミ論を受け取る(Moodleの方へファイルでも提出)。一つ隣の人のゼミ論を各自が見て校正の練習。中身は読まず、パッと見てわかる書式上のミスがないかをチェック。これから1月末までゼミ論集の編集のため三校くらいまでの校正作業を学生同士で行うことになるが、その最初の一歩である。このとき自分が書式について勘違いしていることに気づくという効果がある。勘違いしたまま他の学生のゼミ論を校正されると勘違いが拡散してしまうからここで、感染対策と同じで、入口のところでしっかりやっておくことが肝心なのだ。

ひとまず全員が無事提出できた。ゼミ論を提出すると疲れがドッと出て、体調を崩すことはよくあるので、ご注意あれ。では、よいお年を。

「カフェゴトー」に寄って行く。

先客はだれもいない。「今日は早じまいなのか」と一瞬勘違いしそうになる。ついさっきまでけっこう混んでいたのだが、潮が引いくようにいなくなった後らしい。

ベイクドチーズケーキと紅茶。お疲れ様、私。

これは注文されたケーキらしい。

マスターに「どうぞよいお年を」のご挨拶をして、店を出る。

蒲田に着くと、駅前広場には冷たい風が吹いていた。寒い!

帰宅して、まるちゃんのカレーうどんを食べる。

チャイを散歩に連れて出る。

風が吹いて、落葉が道路を舞っている。風と落葉が舞うことの因果関係をチャイはたぶん理解してはいない。「因果関係」を理解するというのは知能+経験が必要なのだ。チャイには落葉が自分で動いているように見ているはずである。おそるおそる落葉を触ろうとする。

妻に頼まれてゴミのネットを出す。

風呂から出て、今日に日記を付ける。

2時、就寝。