8時半、起床。
トースト、カレー、目玉焼き、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
本日の『ちむどんどん』。房子がやってきたのは東京からやってきた或る老人(草刈正雄が演じている)を優子(仲間由紀恵)に引き合わせるためだった。老人は沖縄の出身で優子の姉トキエの最期をみとった人だった。沖縄戦の最中、逃げ込んだ山小屋にトキエはいた。もう長くないようだった。トキエは自分にはもう食べられないからと小さなおにぎりを彼に与えた。そして「水が飲みたい」と言った。しかし彼は水筒に水が残っていたにもかかわらず、「水はない」と答えた、貴重な水である。自分たちのこれからのことを考えて嘘をついたのだ。そのことを老人は優子に謝罪した。「ごめんさい」と40年間かかえてきた罪の気持ちをしぼりだすように言った。「姉の最期をみとってくださってありがとうございました」と優子も頭を下げた。沖縄戦の記憶は『ちむどんどん』の陰のテーマである。明るく能天気な暢子の物語の背景にいつもそれはあって、ときおり、表舞台に出て来た。最終週の今回が最後の出番だろうか。足の悪い老人の付き添いで来たという娘を演じていたのは草刈麻有。父娘共演である。
昨日のブログを書いてアップする。
オンデマンド授業「ライフストーリーの社会学」の履修生374名(一次登録で定員に達した)に「履修の仕方」についてのメールを送る。
私の作業を背後で見つめるチャイ。
窓際に積まれた本の山を登りはじめる。
カーテンレールにしがみつく。そこまでにしておきなさい。
今日は午後1時からゼミガイダンスが開かれる。昼前に家を出る。
大手町でのホームで地下鉄を待ちながら、ガイダンスで話す内容を考えていたら(目を閉じて)、電車に乗り損ねてしまった。電車がホームに入ってきたことに気づかず、目を開けたらドアが閉まるところだった。次の電車が来るまで5分のロスである。ボケっとしていたわけではない。恐るべき集中力といわねばなるまい。
早稲田に着いて、ガイダンスまであと30分ある。「たかはし」で昼食をとることにした。
大きな広いテーブルのソファー席に座る(ここは穴場である)。
二重弁当(たんに「お弁当」といえばこれ)を注文する。短時間で出て来るので、あまり時間がないときはこれである。
店を出て文キャンに向かう。馬場下の交差点。
文キャン。
36号館前の広場は夏休み中にウッドデッキが設定される予定だったが、デッキの搬入が遅れて工期が延びることになったそうである。この夏、我が家でも、外壁の塗替え工事が予定された工期(2週間)の3倍もかかったが、あるんだね、こういうこと。
ガイダンスは1時から3時までの2時間。前半は主任(森山先生)による全般的な説明とここのゼミ担当教員からの説明(一人3分)。私は、詳しいことはゼミ要項を読んでもらうことにして、次の3点にしぼって話した。
(1)私にとって今回のゼミ選考は最後のゼミ選考です。2025年3月に定年退職するからです。みなさんのほとんどは2025年3月に(私と一緒に)卒業すると思いますが、もし留学等の事情で在学期間が延びる可能性のある人は、私のゼミは履修しないでください。途中で他のゼミに移らないとならなくなるので。
(2)私のゼミではインタビュー調査をします。ゼミ論のテーマ自由ですが、方法としてインタビュー調査は必ず組み込んでもらいます。それがお約束です。インタビューのポイントは相手(他者)に関心をもつということです。おしゃべりが不得意でもかまいません。相手の語ることを一生懸命聞く。そうすれば質問とういものはおのずと出て来るものです。
(3)9月30日の5限・6限はオンラインのオープンゼミとしてますので、見学希望の人は私までメールで申し込んで下さい(接続情報をお伝えします)。3年生12名が一人あたり15分でゼミ論のテーマ(夏休みの間に考えて来た)について発表してもらいます。それを聞けば、どんなことに関心のある学生が集まっているゼミであるかわかるでしょう。
ゼミガイダンスの後半は学生が教員のところに来ての質問タイム。最初と最後のところで学生が来たが、間の時間は暇だった。
ゼミガイダンスの後は論系室で会議(とくに議題があるわけではなく雑談)。
会議の後は研究室の片付け。換気扇取り付け工事のために窓際にスペースを作っていたが、それを元に戻す。とはいっても、時間がなくて段ボールを空けて物品を元の場所に戻したり(たとえば壁の時計や絵画や陶器類)、不用品(書類や使わなくなったOA機器など)を廃棄する作業はできなかった。とりあえず人がきたときに座れるようにした。
6時半頃、大学を出る。
「カフェ・ゴトー」に寄って行く。
秋学期の授業は明日から。今日はまだ空いている。
タルトタタンとアップルティーを注文。
30分ほどのんびりした時間を過ごす。
蒲田に戻ってきて、夕食は「台湾菜館」で食べることにする(妻には外食で済ませると言ってある)。
油淋鶏とニラレバのどちらにしようか迷ったが、ニラレバにした。サイドメニューは春巻にする。
水でもよかったのだが、ウーロン茶を注文。
最初に春巻が単独で出て来た。たぶんビールのつまみを想定しているのだろう。悪かったな、飲まない客で(笑)。
レバニラ炒め定食。
品のいい味だった。ニラレバ炒めは大衆的な料理で、ちょっと格の高そうな中華レストランではメニューにないことが多い(ちなみに「マーボ屋」にはない)。ここのメニューにあったので「ほぅ」と思ったのだが、やはりちょっとマイルドな味付けになっている。私としてはもう少し品のない(ワイルドな)味の方が好みである。
ごちそうさまでした。
9時過ぎに帰宅。
本日発表の東京の新規感染者数は5247人。二日連続の「赤」である。シルバーウィークの影響なのか、全数調査見直しの影響なのか、不明だが、ちょっと嫌な感じである。
久しぶりの出勤で、疲れた。
少し横になってから風呂に入る。
今日の日記を付けて、2時就寝。