フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

8月2日(水) 晴れ

2023-08-03 12:37:50 | Weblog

8時、起床。

トースト(はちみつ&オリーブオイル)、ソーセージ、サラダ、牛湯、紅茶の朝食。卵を切らしていた。昼に生協から届く。

新聞に立岩真也氏の訃報が載っていた。享年62歳。面識はなかったが、著作は拝読していた。ご冥福をお祈りします。

本日の『らんまん』。東大を出禁になった万太郎は、博物館で研究をさせてもらえないかと野田と里中に頼みに行くが、東大と緊密な関係にある博物館としてはそれは難しいと断れてしまう。失意の万太郎の元にロシアのマキシロヴィチ博士から万太郎を称賛する手紙が届く。もやは国内のアカデミックな場所に自分の居場所がなくなった万太郎は、妻子を連れてロシアに留学することを目指すのだが・・・。

昨日のブログを書いてアップする。

今日は少し遠出をしようと決めていた。暑いからといって、ずっと自宅および自宅の周辺にとどまっていては運動不足になるからである。

ワンコのような雲が遠くで湧いている。

東京都写真美術館で開催中の「本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語」展を観に行くのだが、池上線に乗って、荏原中延で途中下車して、「隣町珈琲」で昼食を食べようと思った。

シャッターの降りている店が多い。水曜日は定休日の店が多いのかしら。あとから調べたら今年に入って閉店した店が多いのである。

前から気になっていて、一度入ってみたいと思っていた、「コーヒーチェリー」も3月に閉店したそうである。

「隣町珈琲」も閉まっていた。月曜日が定休日のはずだが、どうして?

店先に貼られていたカレンダー。そうか、昨日と今日は(臨時の)お休みのなのか。

駅前の「万里」。ここも常々気になっていた町中華の店であるが、こんなことでもないと入れないから、入ってみることにする。

ドアを開けると満席で、びっくりした。引き返そうとすると、お店の方に「お二階へどうぞ」と案内される。二階の客は私だけである。お店の方は、「すみませんね。いま、冷房を入れますね」と申し訳なさそうに言ってくれたが、感染予防のためにはかえってありがたい。メニューは豊富だ。

レバニラ炒め定食(800円)を注文する。初めての中華の店では、炒飯か、レバニラ炒めか、肉野菜炒めを注文することが多い。たいていそれでその店のレベルはわかる。「ご飯は軽めで」というのを忘れた。

なかなか美味しい。値段もリーズナブルだし、繁盛している理由がわかる。次に来たときは別のものも食べてみたい。

池上線の終点は五反田で、そこで山手線に乗り換えて、恵比寿へ。

恵比寿ガーデンプレイス。

東京都写真美術館はその一角にある。

「本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語」展は二階の展示室で開催中。類似したテーマ、たとえば「炭鉱」「サーカス」「大道芸人」「市場」「街」「結婚式」など、にカメラを向けて来た二人の写真家の軌跡をたどるという趣向。たしかに類似していると思うけれど、こういうのは構成の仕方しだいで、一見類似しているようにみえながら、実は、そこには大きな違いがある、というふうな構成にもしようと思えばできるわけで、その点で、少々表層的な対比という印象を持った。私が食後で眠気を感じていたという理由もあるかもしれません。やはり「ご飯は軽めで」と注文すべきだった。

会場を出て、ショップで展示作品の絵葉書を5枚とクリアーファイルを購入する。

左上の食卓の写真は本橋の作品。チェルノブイリの村を訪ねた時のもの。他の4枚はドアノーの作品。時計回りに、「雨の中のチェロ」「サンジェルマン=デュ=プレのジュリエット・グレコ」「リヴォリ通りのスモック姿の子どもたち」「牛乳を買いに行く子どもたち」。

本橋になくて、ドアノーにあるのは、「演出」あるいは「サービス精神」である。

タワービルの38階に上る。

帰りは山手線で。

品川で京浜東北線に乗り換え、大井町で途中下車。久しぶりに「ポットリー」の顔を出す。

いつものロイヤルミルクティーを注文。水が冷たいから、ドリンクはホットがいい。

マダムは5月に過労で倒れて、2週間ほどお店を休んだそうだ。いまは閉店時間を1時間くりあげて5時閉店でやっているそうだ。たぶんマダムは私より年長だ。猛暑の夏、どうぞお体大切に。

夕食は、肉じゃが、冷奴+納豆、笹かまぼこ、味噌汁、ごはん。全体写真を撮り忘れてしまった。

食事をしながら『転職の魔王様』第3話(録画)を観る。

デザートは梨。

原稿書き。草稿レベルで3分の1ほど書く。このままのペースだと、文字数オーバーは必至だから、どこかの時点で絞り込みを図らなければならかくなるだろうが、いまはまだ道なりにドライブを楽しもう。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時45分、就寝。