8時50分、起床。
チーズトースト、目玉焼き、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
本日の『らんまん』。今日は寿恵子と借金取り(六平直政)の対決シーンがメインだった。寿恵子は借金の返済を待ってもらっただけでなく、新たな借金(追加融資)も得た。とはいっても借金取りが負けたわけではない。損して得取れの投資家の論理である。たんに美人に弱いということではあるまい。
一日の大半をここで過ごす書斎の冷房は、弱めのクーラー(28度)+小さな扇風機が一番いい。
昨日のブログを書いてアップする。
2時を回った頃、昼食を食べに出る。
世の中はお盆休み。あちこちの建築現場も時間が止まったままである。
飲食店も休みのところが目立つ。
でも、「テラス・ドルチェ」はやっている。親子二代でやっているため定休日はない。
空いていたが、カウンター席に案内される。一番奥に座る。この絵、前は掛かってなかったと思う。
海老ピラフのセットを注文する。軽く済ませたいときの定番の注文。
食後のコーヒーを飲みながら、バッグに入れて来た庄司武史さんの清水研究書に目を通す。自分がいま書いている論文の重要な論点が庄司さんの本の中ですでに論じれているといけないので(論文のオリジナリティーを損なう)、念のための確認である。「清水幾太郎」の研究者は数が限られているので、既存の研究のレビューに時間を取られることがないのは助かる。
1時間ちょっと滞在して、店を出る。
帰り道、猫じゃらしが風にそよいでいた。一本摘んで帰ってチャイと遊ぼう、という発想はこのときは思いつかなかった。原稿のことで頭がいっぱいだったのだ。
今日は78回目の終戦記念日だ。あたりまえのことだが、終戦の年に生まれた子供は78歳になる。タモリしかり、吉永小百合しかり。昨年末、タモリが『徹子の部屋』に出演したときに「2023年はどんな年になると思いますか」と聞かれて「新しい戦前になるんじゃないですかね」と答えて話題となったが、「戦後」という言葉の耐用年数について多くの国民が不安を感じていることは間違いない。先日の『まつもtoなかい』に出演した吉永小百合はあいかわらず美しかった。階段を下りるときの足元にも不安は感じられなかった。しかし、この先いつまでも、というわけにはいかないだろう。「長い戦後」と「変わらない美しさ」。前者は社会的なもので、後者は個人的なものである。私たちがそのために何かができるのは「長い戦後」についてである。
今日は王位戦第4局の一日目。ネットの生中継を観る。局面は先手の佐々木七段が8七にいた金を8六に進めて飛車取りとしたところ。ここで藤井王位(七冠)が長考に入った。浮遊した金を隙ありとみて、7九飛車成とすれば激しい戦いになる。それを誘いの隙ととらえて5五飛車と中央に移動すれば長い戦いになる。AIの評価値はどちらを選んでも五分と五分。
結局、藤井は次の手を封じ手にした。佐々木は、一晩、7九飛成とされた場合の展開と5五飛車とされた場合の展開、両方を考えることになる。
夕食は焼き魚(鮭の切り身)、肉豆腐、サラダ、かきたま汁、ごはん。
肉豆腐は昨日お好み焼きの具材に用意して使わなかった牛肉である。私がふだん外で食べる肉豆腐は豚肉の場合が多い(たとえば「たかはし」)。どちらも美味しいが、牛肉の方が上品な感じがしますね。
「牛肉の肉豆腐ですか!」
食事をしながら『転職の魔王様』第5話(録画)を観る。来栖の過去はこれでほぼ明らかになった。彼もホッとしたように見える。千春も試用期間を終えて、人材会社の正社員となった。これからは二人のラブストーリーも始まるのだろう(たぶん)。
カナエさんからいただいたお菓子もこれでおしまい。
原稿を書く。というか、これまで書いたところの見直し作業。改めに今後の方針が決まる。
風呂から出て、今日の日記を付ける。
2時半、就寝。