フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

8月8日(火) 晴れ

2023-08-09 12:33:02 | Weblog

7時45分、起床。立秋だ。

今朝の空も雲の動きがダイナミックである。三階のベランダから正面(南)を見る。

左(東)を見る。

右(西)を見る。ちなみに『日本国語大辞典』では、「右」とは「 正面を南に向けたときの西側にあたる側。」と説明されている。「お箸を持つ方の手」とかではダメなんですね(左利きの人もいるから)。

トースト(はちみつ&オリーブオイル)、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、、紅茶の朝食。

毎朝、基本的に同じメニューなのは、「さて、何を作ろうかな」とその都度考えなくていいからである。鍋で湯をわかす、ソーセージを2本放り込む、カップにティーバッグを入れてお湯を注ぐ、フライパンに油を薄く引いて目玉焼きを焼く(とろ火で)、パンをトースターで焼き始める(4分にセット)、目玉焼き(黄身はレア)をサラダ皿の上にのせる、ソーセージを鍋から取り出してフライパンで軽く焼く(蓋をするのを忘れずに)、焼き上がったパンをトースターから皿に移す、カップからティーバッグを取り出す、冷蔵庫から牛乳パックを取り出してグラスに注ぐ・・・一連の流れは身体化しているので、配膳まで10分とはかからない(鍋やフライパンは調理の合間に洗って片付けておく)。

本日の『らんまん』。綾と竹雄が高知からやってきた。焼香を済ませてから、峯屋をたたんだことを万太郎に報告し、申し訳ないと頭を下げる。失意の4人だが、長屋の人たちの活気が4人を下支えしている。

食器を洗い、歯磨きをして、紅茶のカップを持って書斎に移り、昨日のブログを書いてアップする。

原稿を書く。

1時半を回っあたりで、昼食を食べに出る。

多摩川線で3つ目の下丸子で下車。『SALUS』の新しい号が改札のところのラックに置いてある。「創刊号」?

従来の沿線情報誌とは別に「Well-being」をテーマにして中高年を読者層に絞った姉妹誌ということらしい。

「喜楽亭」に来るのは6月10日以来2か月ぶり。7月はあれこれ忙しくて来られなかったのだ。

午後2時。先客が一人いたが、すぐに食べ終って店を出て行った。

注文をすませて、テーブルの上に置いてあった雑誌を手に取る。「山手線全30駅透視模型一挙掲載!」という見出しが目を引く。

東京駅の場合。10面のプラットホームと地下の丸の内線と総武線のホーム、そしてだいぶ離れたところ(やはり地下)に京葉線のホーム。あくまでも駅の模型なので、地下の商店街は省略されている。

渋谷駅の場合。何層にも地下化がされている。異様にさえ見える。

新大久保駅の場合。一番シンプル。渋谷駅を見た後に見ると、ホッとしますね。

チキンカツ定食が運ばれてきた。

食事をしながらいつものようにご主人とおしゃべり。ご主人は腰を悪くされているので、どこに行くにも自転車だそうである。かかりつけの蒲田の病院へ行くときも多摩川線(お店のすぐ隣が駅なのに)は使わず自転車で行っているそうだ。いわんや散歩なんてものはまったくしない。それでもそんなに太っているという印象はない。若い頃は100キロを越えていたそうである。私と同年配で、若い頃より痩せているというのは珍しいと思うのだが、元々がありすぎたのである。

食事を終えて、「喜楽亭」の向かいのビルの2階の「ハッピー珈琲」に入る。

客はおらず、窓際の丸テーブルに座る。

クリームソーダを注文したのだが、ストローを刺した途端に、アイスクリームとメロンソーダが化学反応(?)を起こして泡があふれ出した。これはアイスクリームとメロンソーダが直接接触しているからで、間に氷の層が必要なのである。そのためにはまず最初にやるべきことは、ソーダ―を少しばかり飲むことである。いきなりストローでかき回したのが失敗だった。

蒲田駅で品川ー浜松の新幹線の切符(指定席券+運賃)を購入する。1時間17分で着くんですね。新宿ー松本が(特急あずさで)2時間半かかるのとは大違い。ちなみに新幹線を使わずに(東海道本線で)行ったら、2回乗り換えて、4時間半かかる。料金は半額近くになるが、4時間半はさすがに長い。

浜松に行くのは来月。しばらくの間、いつも財布に小さな旅の切符が入っているというものはいいものである。

帰宅して、昼寝をして、夕食まで原稿書き。

夕食は鯖のおろし煮、肉じゃが、ポテトサラダ、漬物(キュウリのQちゃん)、味噌汁、ごはん。

鯖のおろし煮はひさしぶりである。もうじき名古屋から息子が帰省するが、そのときまた食卓に登場するだろう。

食事をしながら『最高の教師』第4話(録画)を観る。夫と話すときの口調と生徒と話すときの口調があまりにも違う。生徒と話すときは何かのスイッチが入るのだろう。1学期の話は今日で終わり、来週は二学期の話になる。夏休みの間、何もないのか?

原稿を書く。

夜も更けて、雨になる。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

2時、就寝。