フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月15日(水) 晴れ

2025-01-16 11:01:14 | Weblog

8時15分、起床。新年もすでに半月が過ぎたか。

チーズトースト、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

朝ドラは主人公が出産し、東日本大震災のときが来た。ドラマは能登の震災にまで至るのだろう。そのとき主人公は管理栄養士として現地にかけつけるのだ。主人公の成長の物語と震災の歴史をシンクロさせるという作品の構造はわかりやすい。「ギャル」という視点がどこまで生かせるかということだろう。

「あと一カ月半というのはけっこうな尺ですよね」

10時に家を出て大学へ。

11時過ぎに卒業生で国会議員の村田享子さん(論系ゼミ1期生)が研究室に顔を出してくれた。年末に蒲田であったばかりだが、私が退職する前に研究室に来たいというので、今日の訪問になったのである。

陶器のコレクションの中からお気に入りの猫皿(清水直子さんの作品)を差し上げる。「嬉しいニャー」(言ってません)。

昼食を「たかはし」に食べに行く。12時前に行ったのだが、ほぼ満席だった。「以前はこんなことなかったんですけど、最近はみなさん出足が早いんです」と奥様。100分授業になったことと関係があるのだろうか。

二人とも肉豆腐定食を注文する。冬の定番である。

店を出るときお年始のタオルを頂戴する。今年もよろしくお願いします(たぶん定年退職後もたまに食べに来るだろう)。

食後の珈琲は斜め向かいの「ぷらんたん」の一階(二階は喫煙可)の窓辺のテーブルで。「ぷらんたん」は1950年の開業で75年目になる。もちろんいまの店主さんご夫婦は初代ではありません(念のため)。

普通の卒業生ならピースサインをするところで、「頑張ります!」のポーズをするところが政治家らしい(笑)。

この後、彼女は新幹線に乗って大阪に移動し、お仕事である。休日もなく全国を飛び回って、よく体がもつものである(移動の時間が睡眠タイムとは売れっ子の芸能人と同じですね)。しばしの珈琲タイム。

1時15分頃、店を出る。彼女とは馬場下の交差点で別れた。どうぞお元気で(ご安全に!)。

研究室に戻り、鯛焼きを食べなら一仕事。

4時半から論系の教室会議(対面)。6時を回って、議題が来年度の科目の話になったところでお先に失礼する。会議室を出ると、助手の櫻本さんが追いかけてきて、「先生、茶菓子を召し上がっていかれませんか?」と声を掛けられる。会議が終わったら出そうとして用意されていたようだ。スイーツ好きの私がそれを食べずに帰るのを惜しまれたようである。かたじけない。論系室に寄ると「水戸の梅」というお菓子が用意されていた。水戸まで行かれて木村屋本店で買い求められたものだそうだ。

「お茶をご用意しますね」というので「ありがとうございます」と言ったら、わざわざ抹茶をたててくださった! 

先にお菓子を食べてから、抹茶をいただく(これが作法である)。水戸の梅はあんこの入った求肥を赤紫蘇で包んだお菓子である。梅のよい香りがする、なんとも上品なお菓子である。抹茶はさわやか。けっこうなお点前でした。ありがとうございます。

妻に「いまから帰ります」と電話を入れる。

帰宅すると夕食の用意ができていた。湯豆腐である。鱈が入っているが、野菜は入っていないので、鱈ちりとはいわないだろう。

食事をしながら『東京サラダボウル』第二話(録画)を観る。

今度の日曜日に句会があり、今日は投句の締切日。行き帰りの電車の中で考えていたので、三句は意外に早くできた。主催の紀本さんにメールで送る。

今日はオンデマンド授業のレビューシートの締切日でもある。受講生(300人超)の半数が締切日に提出する。チェックは明日にしよう。

フロから出て、今日の日記を付ける。

1時45分、就寝。