フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月12日(日) 晴れ

2025-01-13 12:33:53 | Weblog

10時、起床。日曜の朝寝坊。昨日、たくさん歩いて(一万越え)疲れたのだろう。

チャイの朝のベランダ散歩。

胡桃パン(バター、林檎ジャム)、スクランブルエッグ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

食事をしながらNHKの将棋トーナメントをリアルタイムで観ていたら12時になる。

昨日のブログを書く。カフェ巡りの日のブログは長くなるが、とくに昨日は初めての街、初めてのカフェばかりだったので、いつもより長くなった。

3時頃、昼食を取りに出る。

「遅い昼食ですね。いってらっしゃい」

今日は矢向に行って、「パン日和あをや」か「ノチハレ珈琲店」(あるいは両方)に顔を出して「今年もよろしくお願いします」の挨拶をしよう。

財布の中に1万円札が2枚しかない。「2万円」は十分な金額なのだが、千円札がないというのが気になる。私は万札で千円前後の金額の支払いをするのが気が引けるのである(私はカードでの支払いはしない)。

電車に乗る前にスイカのチャージをする。万札を入れて千円をチャージする。千円札9枚のお釣りが出る。よしよし(五千円札+千円札4枚でもよかったのだが)。

多摩川を渡る。薄曇りの空が広がっている。

矢向駅を降りて、まず、「パン日和あをや」に電話をしてテーブル席が空いているかどうかを尋ねる。満席だそうである(2テーブルしかないのである)。またの日にすることにしよう。

「ノチハレ珈琲店」に行ってみると「満席」の貼り紙がしてあった。しかし、すぐに空きそうだったので(支払いをして出て来る客があり、テーブルを片付けるだけ)、ドアの外で待つことにした。平日に来ることがほとんどで、日曜に来たのは久しぶり。やっぱり日曜は混むのだな(ちなみに土曜は定休日。お子さんたちの学校行事に参加したいからである)。

ほどなくして店内に案内される。

マヨたまトーストとホットジンジャーを注文する。

満席だった客が次々に席を立って、一瞬、ガラガラになった。客の出入りにはこんなふうに波がある。

食事を終えて、ハレブレンドを注文する。時間が遅いので(すでに4時半)、スイーツは注文しなかった。ここで食べてしまうと夕食に差し支える。

5時に店を出る。店主さんに「今年もよろしくお願いします。奥様にもよろしくお伝えください」と挨拶する。

「ノチハレ珈琲店」の隣は焼き鳥屋さん。ビールが飲めたらカフェ→居酒屋というコースもありえるのだろうが、下戸の私にはそういう選択肢はない。焼き鳥は好きなんですけどね。

夕暮れの商店街を駅に向かって歩く。寒いはずだが、そんなに寒さを感じないのは、さっき飲んだホットジンジャーのおかげかもしれない。

来たときは気づかなかったが、駅前の「亀屋万年堂」が閉店していた。中はもう空っぽだ。老舗のチェーン店で私の降りる駅ではよくみかけるのだが、閉店か・・・。

この小さな駅の街にも時代の変化は訪れているのだな。

蒲田に戻って来る。

アマゾン・プライムビデオ(無料)でアキ・カウリスマキ監督の『愛しのタチアナ』(1995)を観る。1時間ほどの作品なので、夕食前の時間に観れた。無口で不器用な二人の中年男が修理した自動車の試運転をしていたところ、なりゆきからフィンランドを旅行中の二人の中年女性(一人はエストニア人、もう一人はロシア人)を港まで送ることになった。それが一人の男の人生を大きく変え、もう一人の男の人生をささやかに変えることになる、という話。カフェ「タチアナ」のマスター(ヤマシタさん)がカウリスマキの作品の中でこれが一番好きだという理由が分かった気がした。

夕食は麻婆茄子、笹かまぼこ、マシュルームのサラダ、味噌汁、ごはん。

こういう料理は基本的にごはんの上の載せて食べると美味しい。外ではしませんが。

食事をしながら『御曹司に恋はムズすぎる』の初回(録画)を観る。永瀬簾と山下美月、二人とも好きな役者なので、観る。いかにも軽いラブコメですけどね。

レビューシートのチェック。やっぱり週末は投稿が少ない。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時、就寝。(今日が王将戦第一局の一日目であることを失念していた)。