フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月24日(金) 晴れ

2025-01-25 12:52:19 | Weblog

8時45分、起床。

チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

食事をしながら『あさイチ』(ゲストは三谷幸喜)を観る。それが終わると『みんなの体操』が始まる。タイミングが合うと(今日は合った)私もテレビの前でやってみる。たった5分間の体操なのだが、前足を出して上体をゆっくり沈める動作などはけっこうきつかったりする。自分が老人になったことを感じる瞬間である。まだ立ってやる方(椅子に座ってする方ではなく)を選択するので、前期高齢者なのだと思う。

昨日のブログを書く。

授業の準備。今日は最後の授業だ。

昼前に家を出て、大学へ。

昼食は研究室でコンビニのサンドウィッチ(ハムカツとミックス)。

3限は演習「現代人と孤独」。先週で全員の発表が終わったので、最終回は「孤独」をめぐる総括的なディスカッションをする。事前にフォーラムにディスカッションテーマ(問い)を各自に書き込んでおいてもらい、それを参照しながら、グループディスカッション、そしてそこで出て来た論点を全体に報告してもらう。学生たちはレポートを書くことや、それを教室で発表することはまずまずなのだが、ディスカッションは苦手である。「いいね」というレベルにとどまり、「やりあう」というレベルまでいかない。おそらく現代の若者文化を反映しているのであろう。「やりあう」ことに消極的なのは、「やりあえる」ほど深く考えていないからということもあろうが、人を傷つけたくない、自分が傷つきたくないというのが大きいのであろう。しかし、「やりあう」ことは喧嘩ではなく(相手を打ちのめすことではなく)、対話を楽しむこと、一緒に「もりあげる」ことである。そのためには社交的精神が必要なのである。

4限・5限はゼミ。ゼミ論集のための最終稿の提出とチェック。

菓子と飲み物を準備しておてもらった。チェック作業をしながら飲食する。

作業は2時間ほどで終了。私の大学教員としての最後の授業が終わった。

学生たちが花束を用意してくれていた。

たたまた隣の教室で勉強していた学生に頼んで、集合写真を撮っていただいた。

その後、一人ずつ、私とのツーショット写真を撮る。たくさんのスマホのシャッター音。何かの記者会見のようである。「どんなポーズで撮りましょうか」と聞いてポーズをとる。パターンは大きく分けて2つ。1つはピース(V)サイン。(エビちゃんの場合)

もう1つはハートマーク(ハートマークにもいろいろなスタイルがあった)。(ミヤちゃんの場合)

14人中、10人がハートマーク、4人がⅤサイン(からの変形のWサインを含む)だった。

教室からの流れで研究室に来て本を物色する学生たち。

持って帰る本は決まりましたか。

以前、馬場下の交差点のところにあった蕎麦屋『三朝庵』はカツ丼の発祥の地といわれている(諸説あります)。

「やりたいこと」ではなく「やらなくていいこと」ね。学生時代もあと2カ月ほどですが(笑)。

『出社拒否』。いまから予防線を張っておこうというの?(なお、ラベルが貼ってあるのは図書館から借りている本ではない。ある時期、蔵書にラベルを貼ろうとして頓挫した名残である)。

言葉に関心があるのね。

知り合いに「ヤクザ」がいるそうです。

自己啓発本が多いね。

地方自治体に勤めることになったそうです。

7時半頃、大学を出る。あの木の横の32号館2階228教室がゼミ(演習も)の教室だった。

茶菓子の食べながらゼミをやっていたせいで、空腹感はなかったので、いつものように「ごんべえ」で夕食は食べずに、蒲田まで戻って来た。

「ちよだ鮨」で握りと鉄火巻をテイクアウト。

帰宅して、まだ観ていなかった昨日と今日の朝ドラを観ながら食べる。全品わさび抜きになったので、わさび醤油につけて食べる。鮨文化も変容してきている。なお、この四角の皿は近所にあった紅茶とパンの店「ティースプーン」が閉店するときに購入したものである。

ゼミ生からいただいたお菓子。

かわいいカヌレをいただく。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

2時、就寝。