フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

11月24日(水) 晴れ

2021-11-25 15:04:47 | Weblog

8時、起床。

ソーセージと玉子の炒め、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。トースト抜きなのはランチまでの時間が短いから。

11時半に卒業生のレイナさんと蒲田駅で待ち合わせ、ランチを多摩川線で1つ隣の矢口渡(やぐちのわたし)にある「燈日」(あかりび)に食べに行く。

平日なので混んではいないだろうと思ったが、念のため、蒲田駅からお店に電話して席をとっておいてもらった。

「燈日」は彼女の希望。初めての訪問である。

燈日定食から、私は厚揚げ豆腐のキノコあんかけ、彼女は鯖と根菜の味噌炒めを注文した。

彼女は駅で会った時から明るかった。昨日、資格試験があり、即日で合格圏内であることがわかったからだ。おめでとう。

プライベートの方も順調だそうである。

2軒目のカフェは長原(池上線)の「喫茶コトリ」に行きましょう

時刻は1時半を回っていたし、平日なので予約しなくて大丈夫だろうと思っていたのだが・・・、

甘かった。店内に入ってみると、ランチをしている人で満席なのでびっくりした。こんな人気店だったのか。ここを訪問するのは3回目なのだが、前の2回とも2時を回った頃だったのだ。

店主さんに挨拶をして、「また後で来ますね」と言って店を出た。

一つ隣の洗足池まで歩く(駅と駅との間隔は短いので散歩にちょうどよい)。ここの商店街に有名なケーキのお店(イートインもできる)があったはずである。

そうそう、ここである。半地下の店で「アカネ」という名前だった。

席が空いているか心配だったが、大丈夫。

私はフルーツロールと紅茶(アールグレー)、彼女はモンブランと紅茶(ダージリン)。

最近、ある人材会社から取材を受けて、同僚と3人でインタビュー動画を撮ったのだが、その際、その人材会社に登録したところ、いろいろな会社から転職の誘いが来ているそうである。当面、転職するつもりはないが、「自分の市場価値というものを確認できました」と言っていた。なるほど、すぐに転職をしたい人だけではなくて、自分の市場価値を知るために登録をするという使い方もあるのですね。

これってもしかして、婚活サイトへの登録の場合にもいえることなのだろうか。

洗足池公園(洗足池駅の目の前)を散歩する。

「洗足」の名は日蓮上人がここで足を洗ったことに由来する。

春には桜の名所で、近隣の人たちで賑わう。

池の畔にある神社のベンチで。

コートを脱いで、池の中州にある神社の赤い色を背景にポートレイトを撮る。

この時刻、太陽はだいぶ西に傾いている。

薄の穂をバッグに半逆光で。

フィルターをかけてみる。黄昏のポートレイト。

足元の池の面には鴨が浮かんでいる。

公園を離れる前に「袈裟懸けの松」で有名(?)なお寺にちょっと寄ってみる。竹林が京都を思わせる。

「そうだ京都へ行こう」というJRのコマーシャルがあったが、その曲をレイナさんがピアノで弾いた動画を見せてもらう。そうそう、この曲です。ナレーションは長塚京三がやっていたな。

「京都へ行きたくなりました!」

みんなそう思うのだろう、いま、京都はかなりの混み具体らしいとニュースで聴いている。

そろそろ「喫茶コトリ」も空いた頃でしょう。長原に戻りましょう。中原街道沿いの道を歩く。

客は二組いたが、今度は余裕で座れた。時刻はちょうど4時になったところ。「コトリ」は5時閉店なので、本日最後のカフェとしてちょうどいい。私自身、3回目の訪問で、卒業生と来るのは初めてだ。

奥の席にすわる。注文をとりに来た店主さんに、「ランチタイムは混んでいてびっくりしました。人気店なんですね」と言うと、「そうなんですよ。とくにランチタイムのスタート(11時半)のときは予約して来てくださることをお勧めします」とのことだった。「今日は教え子を連れてきました」と店主さんにレイナさんを紹介する。「教え子?!」と店主さんは言った。(たぶん、私が大学の教員であることは店主さんはご存じないと思う)

私はクリームソーダ、彼女はコーン茶を注文する。

私も温かい飲み物にしようかと思ったのだが、クリームソーダの誘惑には勝てなかった。

『おかえりモネ』の最後回のシーンが話題になる。モネと菅波先生が一緒に暮らせるようになるのはまだ先のことのようだったが、彼女にはそれが不満だった。「まだ先なのか~!」モネと彼女は同い年なのである(1995年生まれで今年26歳)。ちなみに今日の彼女の水色のセーターはモネを意識ているそうである。そうだったのか。

閉店時間の5時まで滞在して店を出る。駅前のパン屋で食パンを購入。ここのパンは美味しいのだ。彼女も明日の朝食用にパンを買っていた。

レイナさんとは蒲田駅の改札で別れた。今日はお付き合いいただいてどうもありがとう。また会いましょう。どうぞよいお年を。

夕食は塩じゃけ、蕪となめ茸和え、山芋とおかか、ワカメの味噌汁、ごはん。

食後にレイナさんからいただいた「月餅」を食べる(妻と一つを半分こ)。

新しいクレジットカードが届いたので、さっそくカード決済の紐づけをしているgoo(ブログ)とAmazonの支払いカードの変更をする。

本日の締め切りのレビューシートのチェック。100枚を優に超える分量である。チェックを終えてから風呂に入る。

風呂から出て、今日に日記を付ける。

2時、就寝。


11月23日(火) 晴れ

2021-11-24 11:08:25 | Weblog

8時、起床。

今日は「授業のない祝日」だ。大学暦では「授業のある祝日」というものがけっこうあるのだが(授業回数を確保するため)、今日は「労働しなくてよい勤労感謝の日」だ。

洗面所についてきて浴槽に入ろうとするチャイ。胴着をいやがることもない。武道の修行でもしているような雰囲気を漂わせてる。

トースト(はちみつ&オリーブオイル)、サラダ(+目玉焼き、ソーセージ炒め、牛乳、紅茶の朝食。

本日の『カムカムエブリバディ』。空襲で安子の母と祖母が死んだ。防空壕に焼夷弾が落ちたのだ。東京大空襲のときもそうやって多くの人が死んだ。防空壕に入らなかった父親は生き延びたが、腑抜けのようになってしまった。安子は気丈である。木島家の嫁として、乳飲み子の母親として、悲しみに浸っている間がないのだろう。あるいは、彼女を待ち受けている「さらなる悲しみ」があるからかもしれない。

昨日のブログを書いてアップする。

放送原稿を書く。

2時頃、昼食を食べに出る。

「プリミエールカフェ」に行く途中の道で、S氏とバッタリ出くわす。カフェ仲間だが、活動の中心はお酒を出すお店の方なので、ずいぶんと長いことお目にかかる機会がなかった。コロナの第5波が収束してぼちぼち活動を再開されたようである。「お久しぶりです」と声をかけたとき、「大変でしたね」と開口一番言われた。ああ、ブログをご覧になっているのだなとわかった。「ブログはちょくちょく見ているので、私の方は久しぶりという気がしません」とのこと。私は相手のことをよく知らないが、相手は私のことをよく知っている。こうした情報格差は「ブロガーあるある」である。S氏は厚手の長袖シャツ一枚である。「寒くないのですか?」とセーターにジャンバーの私が聞くと、「もう少し我慢して、12月になったら一挙に厚着にしようと思っています」とのこと。段階的ではなく「一挙に」というところがS氏のファッション感覚なのであろう。寒がりの私にはとても真似できないことである。

「プリミエールカフェ」は祝日ということもあってかこの時間でも客が入っている。

海老グラタンのランチセットを注文する。最初にコーヒーが出て来る。

続いてサラダ。スパゲティを注文した場合は、この後にさらにトーストが出てくるのだが、ドリアの場合はそれは省かれる。ご飯とパンでは炭水化物がだぶるから、省いてよいと思うが、私の記憶では、「カフェ・ド・コバ」時代にはドリアを注文してもトーストが付いて来たように思う。

海老ドリアは注文するときに「強火で(焦げ目を大目に)」とお願いしておいた。ドリアはお焦げの部分が美味しいのだ。

帰りに「ルージュブランシュ」の前を通ると、ふだんは火曜は定休日なのに開いていたので、デザート(ケーキ)をイートインしようかとチラッと考えたが、ドリアでお腹は十分に満たされているので、やめておいた。年明けにいつもの健康診断が待っているので、スローダイエットを心がけねばならない。

自宅の玄関先のハナミズキはいよいよ葉っぱが少なくなってきた。「最後の一葉」が枝から離れる瞬間というものを目撃したいものだが、それは奇跡に近いことだろう。

仕事(デパートでのクラフトの講習会)から帰ってソファーでうたた寝をしている妻の上でチャイが寝ている。気のせいかもしれないが、避妊手術の後、少し甘えん坊になったように思う。

夕食の時間まで放送原稿を書く。

夕食はスペイン風オムレツ、鶏の手羽元焼き、サラダ、茄子の味噌汁、ごはん。

食事をしながら『アパランチ』第6話(録画)を観る。ようやく追いついた。

オンデマンド授業「ライフストーリーの社会学」のコンテンツの収録。テイク1は途中からマイクがミュートになっていることに気づかず最後までしゃべってしまった。やれやれ。テイク2は31分56秒。これでOK。昨日収録した分と一緒にムードルにアップする。公開は木曜日から。

本日提出されたレビューシート(60枚ほど)のチェックをしてから風呂に入る。

風呂から出て、「ジェットストリーム」をタイムフリーで聴きながら、今日の日記を付ける。

2時過ぎに就寝。


11月22日(月) 雨

2021-11-23 12:18:14 | Weblog

10時、起床。

一度、8時に起きたのだが、寝たりなくて二度寝したら、この時間になった。

久しぶりの雨の朝である。庭先の南天が雨の滴をたたえている。

トースト(はちみつ&オリーブオイル)、サラダ+スクランブルエッグ、牛乳、紅茶の朝食。

本日の『カムカムエブリバディ』。安子が女の子を産んだ。名前は「るい」。稔が出征する前に(まだ安子が懐妊する前に)男の子でも女の子でもいいように考えた名前である。でも、男の子の場合と女の子の場合と二通り考えておくのが普通ではなかろうか。「るい」と平仮名の名前は女の子向きである。男の子であれれば、バスケットボールの八村「塁」のように漢字表記にすることが多い。平仮名は女性的(やわらかい)で漢字は男性的(ごつごつしている)というイメージがあるためである。では、片仮名はどうか。片仮名の名前は珍しいが、漫画『ヒカルの碁』の主人公の男の子は進藤ヒカルと片仮名の名前である。平仮名よりは男性的(角ばっている)ということだろう。もし主人公が女の子であったら、『ひかるの碁』になっていたかもしれない。いや、動詞よりも名詞が女性的ということで(動と静)、『ひかりの碁』になっていたかもしれない。

昨日のブログを書いてアップする。

放送原稿の準備をする。

3時半ごろ、傘を差して遅い昼食を食べに出る。玄関先のハナミヅキもだいぶ葉を落とした。あと少しで道路の落ち葉掃きはしなくてよくなるだろう。

長く続いた小春日和もこれで終わりだろうか。明日からはまた晴れるそうだが、気温の方はどうだろう。

久しぶりに「ホンズキッチン」に顔を出す。ランチタイムが過ぎて、アルバイトの子はもう帰っていて、店内にはホンさん一人だった。

ランチセットAを注文する。

一品ずつ出てくる。まずは海老の生春巻き。甘酢で食べる(「ティティ」では味噌だれである)。

続いて、バインミー(チャーシュー入り)をハーフサイズ(?)で。

最後に鶏肉のフォーをハーフサイズで。3種のメニューが楽しめて990円はお得である。

客は私だけだったので、厨房前のカウンター席でホンさんと話をしながら食べた。12月からの新しいメニュー(写真)を見せてもらった。それから、今年の2月に開店して以来、ずっと定休日なしでやってきたが、そろそろ定休日を設けようかと考えているそうだ。それはそうだ。夜間営業の時間も延びたことだし、定休日なしでは体が大変でしょう。月曜日が第一候補とのこと。そうですか、月曜にやっているお店がまた一つ減ってしまうことになるが、しかたないですね。

帰宅して放送原稿の準備。

アマゾンから「アマゾン・プライムのお支払いの問題についてのお知らせ」という件名のメールが届いた。

「Amazonプライム会費のお支払いにご指定いただいたお客様のお支払い方法が承認されないため、Amazonプライムの会費(税込500円)を請求することができませんでした。現在、Amazonプライム会員の特典はご利用いただけません。6日以内に、アマゾンからの請求へのお支払いが確認できない限り、お客様のAmazonプライム資格はキャンセルされます。他の有効な支払方法への更新・追加をされたい場合は、以下の手順に従ってお支方法を更新してください。(以下略)」

JCBのクレジットカードで決済しているのだが、それを紛失したため、既存のカードを使用停止にした上で、再発行を依頼したが(11月18日)、手元に新しいカードが届くまで10日から2週間かかるといわれているので、今日から「6日以内」は難しいだろう。アマゾンプライム会員特典の映画や音楽を視聴することは、入会した頃は何回がやったが、いまはまったく視聴しておらず、アマゾン自体はよく利用するものの翌日配達でないと困る注文はないので(普通で十分に速い)、これを機にプライム会員はやめようと思う。必要が生じたらそのとき再入会すればよい。

ほかにクレジットカードで決済をしているものに、ビッグローブのメールとグーのブログ(アドバンスを利用)がある。前者は月末、後者は月初の決済である。これに新しいカードでの更新手続きが間に合うかどうかが微妙である。念のためそれぞれの問い合わせ窓口に事情を説明したメールを送っておく。組織の規模が違うから、単純な比較はできないが、大学の健康保険証は申請した翌日に再交付してくれた。「10日から2週間」というのはもう少し短縮できないものだろうか。

夕食はタラちり(湯豆腐+たら)。

オンデマンド授業「ライフストーリーの社会学」の次回のコンテンツの収録。落ち着いた口調ではしゃべっていたら37分もかかってしまった。少々長すぎる。録り直して34分30秒にする。

風呂から出て、ラジオを聴きながら、今日の日記を付ける。

今日発表された東京のコロナの新規感染者は6人だった。今年最少である。直近7日間の一日あたりの平均も17.1人で前週比74.3%である。減少はもちろんよいことだが、緊急事態宣言が解除されてから2か月近くになろうとして、なお減少が続いているというのは不思議でならない。不気味な静けさを感じてしまう。

1時半、就寝。


11月21日(日) 曇り、夕方から雨

2021-11-22 13:49:48 | Weblog

9時、起床。

トースト、サラダ(+スクランブルエッグ)、牛乳、紅茶の朝食。

昨日放送された『カムカムエブリバディ』の一週間の振り返りを観る。大きな展開のある週だった。愛し合う二人が結婚できたことはよかった。それも周囲の反対を振り切ってというのではなく、周囲の人たちの助けや理解を得てというのがよかった。問題は時代である。徴兵されることが決まっている人との結婚。そして夫の出征後にわかった懐妊。「戦争未亡人」や「忘れ形見」という時代のキーワードが頭をよぎる。愛する人との結婚がその後の苦労につながっていくこともある。人生は単発のライフイベントのたんなる集合体ではなく、それらが数珠繋ぎとなった一連のシークエンス(物語)である。私たちはそれを見守っていくほかはない。

チャイは昨日よりも落ち着いている。10日ほどしたら抜糸をして胴衣は取れる。

昨日のブログを書いてアップする。

今日は曇り日。長く続いた小春日和も終わり、これから冬らしくなっていくことだろう。

昼食は久しぶりに「吉岡家」に食べに行く。

鍋焼きうどんを注文する。餅と生卵は追加注文である。ほうれん草の下にあって見えないが、デフォルトでゆで卵(半分)も入っている。私の鍋焼きうどんの理念型には海老天、餅、生卵が不可欠なのである。

鍋焼きうどんに付いてくる左手前の小鉢の用途について、うどんをそこにいったん移して食べるためのものか(ご婦人にはそういう人が多い)、汁を飲むのに使ったお玉を置いておくためのものであるのか(あるいはその両用なのか)、確信がもてずにいるが、うどんは鍋から直接食べた方が鍋焼きうどんらしいから、お玉の置き場所なのかな。でも、私はうどんを食べながら頻繁に汁をすするので、いちいちお玉を小鉢に戻さず左手に持ったまま鍋の中に入れておくことが多い。

鍋焼きうどんは990円だが、餅と生卵をトッピングしたので+200円。すき焼きうどんも気になるな。

食後のカフェには寄らず、まっすぐ家に帰る。

途中で見かけた花。昼顔のように見えるが、葉っぱが違うような気がする。

『山下達郎のサンデー・ソングブック』をタイムフリーで聴きながら、論文の再校ゲラのチェックをする。

修正箇所は1つしかなかった。これにて校了として、ゲラを封筒に入れ、ポストに出しに行く。

夕食は水餃子、小松菜と玉子とベーコンの炒め、タラコ、ごはん。

食事をしながら『スーパー・リッチ』第6話(録画)を観る。スタッフの女性の一人が妊娠しているようで、前々回あたりから悪阻のシーンがよく出てくるのだが、ドラマの本線とどう絡んでくるのかがわからない。

モコモコの毛で胴着を着ていると、なんだか、大リールボール養成ギブスのように見える。

レビューシートのチェックと放送原稿の準備。

風呂から出て今日の日記を付ける。

1時過ぎに就寝。


11月20日(土) 晴れ

2021-11-21 12:15:46 | Weblog

8時、起床。

(一晩仏壇に供えた)お稲荷さんサラダの朝食。

朝刊の一面は「大谷満票のMVP」。

藤井聡太四冠が渡辺明王将(三冠)への挑戦を決めた。棋界の覇権をかけた戦い(7番勝負)になる。

昨日のブログを書いてアップする。

11時半に卒業生のカオルさん(論系ゼミ7期生)と蒲田駅で待ち合わせ、池上へ。

「花くるま」へ行く。先週の日曜日に続いてである。「いつもありがとうございます」とお店の方に挨拶される。

私はたらことおかかのおにぎり、すいとん。

彼女はしゃけと明太子のおにぎり、すいとん。

食後のお茶は向かいの古民家カフェ「蓮月」で。

私はあんバタートーストと紅茶。彼女は胡桃とほろにがキャラメルのケーキと青りんごのソーダ。

カオルさんと前回会ったのは、コロナの前、2019年の11月に仕事終わりの彼女が私の研究室に寄って夕食(すぎうら)とお茶(カフェゴトー)をしたときだから、2年ぶりのカフェということになる。コロナの時期になって仕事終わりに早稲田でというパターンがなくなってしまった(お店が時短営業になったため)。ようやく最近、それができそうではあるが。

本門寺の境内を散歩。

この階段(此経難持坂)はけっこうきつい。年々きつくなっていく。

七五三の風景。

大堂にお参りをし、線香を大香炉に立て、その煙を体の悪いところ、よくなってほしいところに浴びる。「頭がよくなりますように」と頭に浴びる人(卒業生)が多いが、彼女もそれはチラッと考えたらしいが、結局、全身に浴びた。よくばりだね(笑)。

境内を散歩する。

木漏れ日のスポットライト。

ベンチでツーショット(セルフタイマーを使って)。

南と北に分断された2人(笑)。

ポートレイトを3枚ほど。

階段を降り、本日最後のカフェへ。

池上駅そばの「ハナコーヒー」。

こんにちは、マダム。このレジ周りの賑やかでゴチャゴチャした感じはアーリーアメリカンの駄菓子屋を連想させる。

私はパイナップルのソーダ。彼女はカフェオレ。

卒業して5年。仕事はほぼリモート。実家暮らしだが、共働きの両親はリモートではないので、一日のほとんんどを過ごす自宅は彼女だけのゆったりとした空間だ。この生活を彼女は気に入っている。その一方で、変化することへの関心はある。その変化は20代後半の女性に社会が持ちかけて来るものである。変化へのいざない。すなわち実家を離れての一人暮らしや転職や恋愛・結婚などである。しかし変化するためにはエネルギーが必要である。変化への関心はあるものの、現在の生活に格段の不満のない彼女にはそのエネルギーが不十分である。そのことを彼女は自覚している。まだ機は十分に熟していないのである。変化というのは起きるときがきたら起きるものです。無理に起こす必要はありません。

彼女を蒲田駅の改札で見送る。また会いましょう。

「一二三堂」で『NHK俳句』12月号を購入。

 柚子沈む無数の傷のあるごとく 岡本眸

東海林さだおの「丸かじり」シリーズ最新刊『干し柿の丸かじり』も購入。

帰宅して『福山雅治の福のラジオ』をタイムフリーで聴いていたら、妻が動物病院からチャイを連れて戻ってきた。

手術で縫い合わせたところを舐めたりしないように胴着を着せられている(いやではないようである)。背中の隙間から毛が背びれのように出ている。もっとぐったりして帰ってくるかと思っていたら、思いのほか元気で、走り回っている。安静にしてなさい。

「やれやれ」という気分で、カオルさんからいただいた煎餅を食べる。

彼女は草加にお住まいだが、硬い煎餅ではなく、あられ風の煎餅にしてくれたのは、私の年齢を考えてのことかしら。歯はね、大丈夫ですよ。まだ全部自分の歯ですから。

チャイも空腹のようである。

夕食は鯖の一夜干し、ヒジキと大豆の煮もの、サラダ、白菜の味噌汁、ごはん。

食事をしながら『アバランチ』第4話(録画)を観る。

レビューシートのチェックと放送原稿書き。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。