さて、チャペルです(爆)。実際に履いてみてどうなのか・・・ミュージアムカーフと呼ばれるまだら模様の革質はたしかにモンクなだけにモンクないくらいに柔らかくしなやか(極寒)。マッケイでわないのか、というくらいに返りのよい履き心地は秀逸。気軽に履ける雰囲気が◎。ただし、新品痔はヒールカップが浅めなせいなのか、ジャストサイズを選択してもかかとの落ち着きが少し足りないか。履きこむうちに靴底が沈んで落ち着くとみた。
全体のシェイプは一見鋭いがベルルッティのオルガ3やデムジュールに目がなれた昨今(爆)、どちらかといえば地味~。はっきりいってドン臭い。さすが英国(爆)。ビジネス臭すらしてきて一瞬、タイクツな印象もあるのですが、そこはそれ。いざスーツに合わせてみればこれでもかの存在感。レキシの重みさえ味わえる逸品と逝ってよいでしょう。英国製品でございますからして、フランスのモード靴などと比較すること自体が無意味だ、とわかっちゃいるのですが、ベルルッティのような華がないのは事実。アンダーステイトメントの意味をしっかり理解していない私の場合、「早すぎたか~」との印象は否めませんがなにか(爆)。10年後20年後にどう変化してゆくのか、興味の焦点はそのあたり。せいぜい履き込んでさしあげましょう!それにしてもモンクストラップ(日本名)という靴はフシギな靴です。落合センセも著書で取り上げておられますが、フォーマル性も有しているかと思えば仕立てによってはカジュアルにも為り得る。合わせる服とのマッチングでそのあたりも見えてくるでしょうから興味はつきませんて。
画像はジョンロブの芳香に酔うももちゃん(うそ)。得意の「チキン寝」がカワイイっす!!