嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

ジョンロブ・チャペル・インプレッション

2009-05-19 20:08:07 | うんちく・小ネタ

000519_001 さて、チャペルです(爆)。実際に履いてみてどうなのか・・・ミュージアムカーフと呼ばれるまだら模様の革質はたしかにモンクなだけにモンクないくらいに柔らかくしなやか(極寒)。マッケイでわないのか、というくらいに返りのよい履き心地は秀逸。気軽に履ける雰囲気が◎。ただし、新品痔はヒールカップが浅めなせいなのか、ジャストサイズを選択してもかかとの落ち着きが少し足りないか。履きこむうちに靴底が沈んで落ち着くとみた。

全体のシェイプは一見鋭いがベルルッティのオルガ3やデムジュールに目がなれた昨今(爆)、どちらかといえば地味~。はっきりいってドン臭い。さすが英国(爆)。ビジネス臭すらしてきて一瞬、タイクツな印象もあるのですが、そこはそれ。いざスーツに合わせてみればこれでもかの存在感。レキシの重みさえ味わえる逸品と逝ってよいでしょう。英国製品でございますからして、フランスのモード靴などと比較すること自体が無意味だ、とわかっちゃいるのですが、ベルルッティのような華がないのは事実。アンダーステイトメントの意味をしっかり理解していない私の場合、「早すぎたか~」との印象は否めませんがなにか(爆)。10年後20年後にどう変化してゆくのか、興味の焦点はそのあたり。せいぜい履き込んでさしあげましょう!それにしてもモンクストラップ(日本名)という靴はフシギな靴です。落合センセも著書で取り上げておられますが、フォーマル性も有しているかと思えば仕立てによってはカジュアルにも為り得る。合わせる服とのマッチングでそのあたりも見えてくるでしょうから興味はつきませんて。

画像はジョンロブの芳香に酔うももちゃん(うそ)。得意の「チキン寝」がカワイイっす!!


シャリアピンステーキを再現してみる(爆)

2009-05-19 19:37:28 | 食・レシピ

000518_001 先日インペリヤルホテルでいただいたシャリアピン・パイの余韻が残るうちに、と思いまして、お客様にお出しした一皿。本家のシャリアピンステーキはきっとこうだろう、と志を高く持って焼き上げてみますた。

タマネギのすりおろしに半日漬け込んだサーロインを極強火でレアに焼き上げたのちにバターで色付けをおこなった新タマネギのみじん切りをのせて、自家製ドミグラスソースとラタトゥイユを添えて供します。うちのデミは脛ニクをふんだんに使ったビーフシチュウ級の濃厚さを誇るのですが、赤ワインをふんだんに使ってゆるめに仕立ててあるのが特徴。白いご飯トマランチ会長(爆)・・・ご予約はおいまつえん 0267-62-0251 oldpine@seagreen.ocn.ne.jpまで、どうぞ!

ラタトゥイユはこれからが本番。バジルのカヲリがこれでもか、と効いているタイプですが、添える料理と使用する野菜によっては山椒の葉で、というケースもございます。どうぞお楽しみに。