嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

デジカメの機種変更に備えておく 番外編 ぢゃあどうするの?>自分

2013-10-06 10:58:48 | 今日の逸品
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いやはや、ながきにわたっておりますこのシリーズですが、ご容赦。
デジカメ、というものを見直すのには、まことによい経験というものでございます。

画像は5年来の友人(爆)サイバーショットTX1。ディテールのデザイン。カールツアイスの抜群の描写力、背面の液晶ディスプレイにみられる、当時としては洗練されていたUIなどなどで、現在でも通用するか、というデキがウリ。

こいつのタッチパネルのレスポンスがだいぶ怪しくなってきたのが、そもそもの買い替えの理由なのですが、それでも騙し騙し、つかえちゃうあたり、さっすがソニーのプロダクツでございます。壊れても動くことは動く国産車みたいだ(爆)。

悩んだ挙げ句に、思いあまって、Leica X2にまで手を出してしまったこの私ですが、じつはX2など使えば使うほど、このサイバーショットのすごさを知る始末となったのでした。

カメラではなく、画像の記録デバイスとしてみたときには、ほぼ無敵。私にはレンズ鏡胴がせり出さないこのタイプはいったん慣れたが最後、手放せないUIを持っているのだ、ということに気がつけたのはよい気づきというものでしょう。
というわけで、

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ぎゃはは~、サイバーショット回帰の図、でございます(そうきたか!)

ただし、最新のTX30にいっていないあたりがミソ(爆)。いまや独壇場とも思える、SDカードをsony謹製のメモリースティックとの併用可能としたモデル(!)なのと、背面ディスプレイが歴代で最大に拡大(なんと3.5inch)されているモデルのデッドストックが10000円ちょぼでころがっていたのでした(けち)。
みれば、カメラ任せのフルオートモードに「プレミヤムおまかせ(完全謎)」などという、ものすごいモードが付加されていたり、SDの32GBが装着可能となってビデオカメラいらずのフルハイビジョン動画が長時間録画可能、マクロも1cmまで寄れて拡大鏡つきだったり、と道具としてさらに進化している!
デザイン的には実はTX1が上をいっているのですが、キープコンセプトなので許す!
安心感もあるし、さすがにブラインドタッチも手慣れたものですからして、いいぢゃないか~、これ。となっております。

ここまで、まことに長い旅を続けて参りましたが、身の丈にあったツールの発掘というのは意外に難しい一方、非常に楽しいことにも気がついた昨今。ところでX2は可愛がってもらってるのかなあ~(そっちかい)?







LL Bean Maine Hunting Boot の寿命は2年こっきりです

2013-10-06 10:02:34 | 履き道楽
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画像は2010年の年末のセールで入手したLL Bean謹製の、ハンティングブーツ。8穴のブーツ仕立てに、ゴアテックスのライナーを持つシリーズ中の最強バージョンです。

本国サイトでは内張りのないベーシックなモデルが99ドルで売られているのに対して、同モデルでもこのゴアテックスパージョンは168ドルもしているぜ(2013年AW調べ)。
2010年当時の、超円高時代にはそれこそ美味しい買い物、というものでしたから、いっちょフンパツしたキヲクがございます。

で、件のゴアテックスライナーはたしかに素晴らしい!普通のライナー無しのブーツやガムシューとよぶスリッポンタイプですと、使用1時間程度で靴下びっちょり、となるところが、こいつは何時間はいてもムレない。
この違いは大きいぞ、というわけでひたすら愛用しておったのですが、それがたたり(爆)、たったの2年の使用で、画像のようにヒールがすっからかんになってしまいますた。それもこのタイプですからして、冬場のほんの数ヶ月限定使用で、ですよ。

連続使用、ということでもなく、適度に他の靴とローテーションを組んでいたつもりだったのですが、意外にはやくおなくなりになっております。ソールも全体に減りが禿げしく、要交換。アスファルト路面と屋内での使用で100%だったのが効いたか?とハンセーなどするのは敗戦国の性(爆)。どうやらこのあたりにビーンの商魂が宿っているらしいぜ(爆)。

ご存知の通り、一連のこのシリーズのソール交換は不可!ヒールと甲が一体成形で出来上がっている関係で、甲の部分丸ごと総取っ替え、しかもなぜか本国でないと対応できない(しない)、ときている。

ううむ、おそらく、メーン州の工場の維持のためにわざわざこのような面倒なシステムを変えずにいるのでしょうが、ブランドの価値の維持、という点ではベンキョーになるところながら、いちユーザーとしては、一見長く使える(一生ものにも見える)プロダクツに見えるだけに惜しい。
じっくり行くひとは、きっと本国へと送り返してまた数年履くか、という使い方になるのでしょうが、この価格帯で、しかもソール交換に要する費用が1万円+送料という現実を考えますと、買い替えが順当な判断。
本国ではおそらく送料無料で、ソール交換にもあたりまえに対応できるのでしょうから、やはりこのあたりはまだまだ「舶来品(完全死語)」のあつかいなのか。

まあね、泥濘地での歩行が中心の履物ですから、というのをアスファルトで履き倒したこちらにも責任はあるが、イギリス製のジョドファーブーツの10分の一程度の寿命に思えるこれは考えもの。寿命が2年でやってくるブーツだなんて笑止千万だ!
といいいつつ、あの暖かさは捨てがたいのよね~(爆)。
CO2排出削減が常識以前となった昨今、そろそろ材質の見直しが必要な時期なのではないでしょうか?







食欲の秋 新米をダッチオーブンで炊き上げる

2013-10-06 09:19:00 | 今日の逸品
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画像は愛用のダッチオーブン。2年ほど前に、ニクヤキスト宣言を行った折に、買い求めたものですが、以来毎日登場。それこそ3食それぞれで、ほぼ登場してしまうというヘビーユースぶりです。

おかげで、ガスオーブンの点火の回数が極端に減ってしまったというね(汗)。トーストなどもふっくら焼けるんですよ。

マニヤさまの間では、アブラがしみ込んで黒々としたハダを持つようになったのをブラックポットと呼んで、崇め、珍重する向きもあるようですが(爆)、こちとら毎日のプロユースだ!ブラックポットどころのさわぎではありまっしぇん(爆)。

分厚い鋳鉄がもたらす、熱伝導の特性や、フタを使った場合の圧力調理、さらに保温、保水能力などなどにくわえて、素材の性質上、弱火がキホンの調理になることから、調理の失敗が極端に少ないのも特徴。
アウトドアーでの使用も考えられているようですが、こんな重たくてでかいものをキャンプなんぞに持っていってどうするんだい、と。スタイルやファッションなのはわかるけど、時間のムダ。
ダッチはキッチンで毎日使ってなんぼですぜ(違)。

ちょいとおさらいしてみるか、というわけで図書館へと出向き、ダッチオーブン関連の図書を漁ってみたのですが、まああるわあるわ。

と、そのなかに「ゴハンをたいてみよ」というのがありました。きっと美味しくし上がるだろうな、とは思っていたのですが、いかんせん普段もガスの直火を使う釜を使っているので、大差ないだろう、とタカをくくってやらずにおりました。

が、やってみてびっくり。圧力調理のおかげもあるのでしょう、ガス釜のレベルをはるかに凌駕する仕上がりだ!

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ううむ、米が立っているのを久々に見せていただきますた。お試しあれ!
ちなみに、10万円もする、という炊飯器のユーザーにお試しいただきましたが、比較にもならないうまさである由。