いやあ、長かったっす!>植木屋さん作業。
ま、別にね、私が刈り込むわけぢゃない。
刈り込みはプロ、私はそれを拾って指定のビニール袋に詰め込んで運ぶ、とそれだけのことなんですが、今年使ったビニール袋の数=120袋超(佐久市指定の可燃ゴミ袋です)、ときけばまあ大体の量が推察されるでしょう(すでにとほひめ)。
今日の午前中におおかた仕上がって、袋詰めも終了。お天気は梅雨特有の不安定なやつでしたが、なぜか午後になると晴れ間がのぞいて、山の上は、それこそ雲の上。晴天の予感(狂喜乱舞)。
というわけで、作業の終了記念に(そういう口実もあるのかい)ボクスターを引っ張り出して、R299に攻め入ります。標高差きっちり1000mヲ超えるまばらな山道っす。
今日は松原湖経由で、さらにまばらなルートをとりましたが、期待通り、ほぼ貸し切りのワインディングを小一時間、楽しんで参りますた。
ただ走ってもつまらないので、登りはともかく下りをDレンジシバリとして、久々にブレーキングGでシフトダウンを呼び出す走りかたを復習しておきますた。
ボクスターに搭載のTIP-SはZF製。いまやレンジローバーイヴォーグに搭載の9ATだ、などというのを生産しているメーカーですが、この当時はまだ5速。
それでも学習機能をうまく引き出してやると思うようにシフトを選び出すことができてカイカン。ロックアップがすばやく、一定のパターンの走り方ではトルコン領域を介さないダイレクトシフトがおこなわれているのも、ポルシェならではのしつけ。つまりリニヤ。U教授によれば、スポーツATであるといってよい、とのことです。
とくに急ぐ必要もありませんから(この解放感がいいんだよな)、コーナーごとにあるイメージをして旋回を重ねるのですが、それが努力なしにあっけなく実現できるので、本当にキモチがよい。
近年のトクイチオートのいう、クルマの楽しさ、というやつです。
峠の頂上付近(標高1800m)からの急激な下りでは、個人的には2で旋回、が望ましいところなのですが、僕ちゃんは3でいかんかい、とおっしゃるので、チビリそうになりながらそれでもガマンして、きっちり減速ののち、アクセルに足を乗せながら進入するのですが、じつは旋回の途中でシフトダウンが起きてちゃんと2に落ちて、ダシュツの姿勢ができている!それでもタイアが鳴きゃあしない(驚愕)。
しかも徹頭徹尾、オンザレールのまま旋回をしてしまいます!
速度計を見ると恐ろしい程の数字でまったくたまげるのですが、これ実話。
セオリー通り走っている限り、安定一辺倒です。
また、B子さんよりもはるかに快適な乗り心地(これも実話です)が低速から高速まできっちり提供されるので、さらに気を良くして、荒れ気味の旧道(下りです)を選び、シツコクDのまま攻めるのですが、ここでもやはりタイアが鳴かない。
旧道では学習効果がでて、ブレーキングで3→2を頻繁に使えるパターンとなって、もう無敵!ニヤニヤしながら、3ケタからの減速を繰り返しているうちに、標高700mまでイッキに下りきってしまいますた。
ううむ、もう一周、とは思ったのですが、そろそろ晩のディナーの準備が~、というわけで戻って参りましたが、いやあ良かった。これぞエンターテインメント。
ガソリン価格もピークではございますが、オンボード表示によれば10kmlな由。ううむ、よくできてるわ~(ばか)。