さて、おいまつえんではつい先週末に20年来のお客様を大勢お迎えして、秋祭り開催。
無事に終了、となったその日にタイミングよろしく、英国からのヲ荷物=JOHN LOBB BY REQUESTが手元にやってまいりますた(小躍り)!
なにやら、でっかい箱が届いているわよ、と驚くマダムに、待ちに待ったバイリクエストのブーツが届いたんだよ、と告げましたら、さすがに厳重な包装なのね、と言って驚いておりましたが、マダムはてっきり1足だけだと思っていたところが2足分な訳ですから宜なるかな(汗)。
というわけで、ドカーン!
おそらく、国内初入荷、と言って良いはずのjodhpur 2 plum museum calfさまでございます。店頭ではこのジョドファー2はすでに購入可能となっておりますが、色の展開は黒と茶、あとはスエード系が数色。私の注文はこのジョドファー2、国内発売のはるか以前。バイリクエストでもジョドファー1が継続販売されていた頃のことです。しかもこんかいのこれはバイリクエストリミテッドカラーのプラム(すもも色)に塗られています。
画像のような照明ですと、暗めに沈んだバーガンディ系に見えるのですが、ハイライト下では、
このように、まんま「すもも」となって、主張いたします。ジョドファー2の特徴は甲皮が1枚だったところを2枚ににされて、切り替えのステッチが入っているのと、ベルトを固定するループが追加されている点。のっぺりした1に比べて、2では引き締まった印象か。
ですが、なんといっても大きいのはラスト(木型)の相違です。
1では8695と呼ばれた、クラシックなぽってり気味のやつに載せられていたところが、この2では今をときめく7000に載せられており、非常にスマート。
さらに今回の注文では、せっかくなので普通扱いのEワイズからDにシフトしてあるので、シャープさが際立つ仕組みでございます。
ううむ、個人的にはジョドファー1を7000に載せて、ブイブイ言わせたかったのですが、注文を入れた時点で、2がすでに本国では発表されてしまっていたので間に合いませんでした。がっ、最新の2のDワイズはモンク言えない仕上がりでございますから、よしといたしましょう!!なんといってもシャープ。
実は、ジョドファー1は数年間履いていたのですが、8695のクラシックすぎるぽってり木型にどうにも馴染めず、Eワイズだったこともあって、スマートさには圧倒的に欠けておりました。Dワイズで攻めればまだ良かったのですが、当時すでに17万円を大幅に上回るお値段で販売されていたモデルに、そんなビミョーな違いで、おいそれと手が出せるわけもなく(涙)、つい先日手放してしまったのでした。
が、このように要所は共通なまま、ものすごい洗練度をもったニューモデルが買えるのはやはり英国プロダクツの美点と言えるでしょう。同じではないが、連綿と磨いてきっちりと伝統を継承する、というのはイタリア靴あたりではあまり見かけない気がいたします。
さて、今回のヲ買い物では、さらにもう一足届きますた!詳細次号。